Leslie Millsレスリー・ミルズ

Profile

レスリー・ミルズは、ケンタッキー州フォート・ミッチェル生まれ。音楽的環境に恵まれた家庭に育ち、3歳の頃からピアノやダンスでのパフォーマンスを始める。ハイスクール時代も、地元のコミュニティや学校で演奏や演技を勉強した。
ハイスクール卒業後、アーティスト/ミュージシャン志向のティーンらしく、独立心旺盛な彼女はカリフォルニアへ。そこではアルバイトで生計を立てながら、演劇の勉強などを継続。

そのうちに今度は、アメリカ全土を旅する衝動に駆られ、バックパック的に旅を始めた。途中訪れたイエローストーンで、偶然二人の若いミュージシャン:ブレント・モーガン&ブラッド・ネイグルと出会い、意気投合した3人は、共にギターを弾いて曲を書き、”TO THE MOON ALICE”というロック・バンドを結成。幸運にも""TO THE MOON ALICE""は、すぐにA&Mと契約し、1997年、"3 FEET TO INFINITY"というデビューEPを発売。
ニール・ヤング等が出演した"HORDE"ツアーにも登場し好評を博した。ところが、A&Mがユニバーサル・ミュージック・グループに吸収合併される過程の中で、フル・アルバムを発売しないまま、TO THE MOON ALICEは、残念なことに契約を失ってしまう。

その後、レスリーは 、ソロとしてのキャリアを追求すべく、曲を書き、メジャー・レーベルや映画配給会社に自分の作品を送りつづけた。また、ソングライターとしての飛躍のために、彼女はナッシュビルに移り住み、多くのソングライターとのコラボレーションや、ワークショップで曲創りに磨きをかけていった。そういった中で、彼女の音楽は徐々に認められ、ピーター・セテラへ"JUST LIKE LOVE"という曲を提供したり、アメリカのドラマのテーマソングとして創った"ON MY OWN"が、エミー賞にノミネートされるなどした。ナッシュビルでは、オーストラリア人のソングライター:クリス・ペルサーと出会い、彼女は今回のデビュー・アルバムでも多くの曲を共作している。

また、これまでのキャリアでの一つのハイライトは、ポール・マッカートニーが持つ音楽出版社が契約した、初の新人ソングライターに、彼女になったことである。ポールの音楽出版社では、ロイ・オービソン、メル・トーメ、ジョン・バリーなど、ポピュラー音楽史にその名を刻む多くの偉大なソングライター達の楽曲を保持しているが、レスリーもそのラインアップに、新人として契約した初のソングライターとして、見事に名を連ねることになったのである。そして、今回のデビュー作は、ニューヨーク、LA、ナッシュビルと、アメリカ大陸を縦横に動いて制作された作品となった。 現在はナッシュビルに住みながらも、デビュー・アルバム『ディファレント・フォー・ザ・ガールズ』発売に向けてのプロモ活動を行っているレスリー。彼女のルックス、そして声と楽曲がミュージック・シーンで大きな話題となる日ももうすぐである。

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