Les Vents Francaisレ・ヴァン・フランセ
Profile
- エマニュエル・パユ(フルート)
- フランソワ・ルルー(オーボエ)
- ポール・メイエ(クラリネット)
- ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
- ジルベール・オダン(バソン)
- エリック・ル・サージュ(ピアノ)
クラリネットのポール・メイエが中心となって結成された管楽アンサンブル。メンバーの全員が超一流のソリストでもある、いわば管楽器のドリーム・チーム。
「レ・ヴァン・フランセ」の名を冠する以前に主要メンバーが参加した『プーランク/室内楽曲全集』(1999年、RCA)は同年のレコード・アカデミー賞大賞を獲得。それ以前からもメンバーは共演を重ねており、とりわけピアノのル・サージュ、フルートのパユ、クラリネットのメイエが主宰するサロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭「ミュジーク・ア・ランペリ」では、ほとんどのメンバーが創設当初から20年以上にわたり同じステージに上っている。
メンバーは上記6人で、中心となるレパートリーは主にフランスの木管楽器をメインとした楽曲だが、当然ながら曲により、編成はフレキシブルに変化する。
「スーパーグループといえる木管五重奏団……驚くべき流暢さとまばゆいばかりの豊かな色彩」(英『ガーディアン』誌)
「このCDはイベールの溢れ出る愉悦で素晴らしい幕開けを飾り……その愉悦は2枚目のリゲティ、ツェムリンスキー、ヒンデミットで再び迸り、超一流のプレイヤーがベストの状態で演奏していることを痛感させる」(2012年発売のアルバム「フランスの風」を評して。英『オブザーバー』誌)など、その活動は世界各国で絶賛されている。
各メンバーの多忙さもあって年間の公演数は多くはないが、2002年以来、来日公演も頻繁に行なっている。