本名サミュエル・ホプキンス。
1912年3月15日、テキサス州センターヴィルで生まれる。ギターとの出会いは5歳の時、兄のギターをいじったのがきっかけで葉巻の空き箱で作った間に合わせのギターを弾き始める。少年時代は地元の教会ギターやピアノで弾き語りをしていた。その後、地元ではかなり名が売れていたブルース・シンガー、テキサス・アレキサンダーと出会う。彼はライトニンの従兄弟で二人はデュオを結成し活動を開始。
1930年代、ライトニンは法を犯して刑務所に服役する。ギャンブルと酒は彼の人生にはつきものであった。1940年代半ば、テキサス・アレキサンダーと活動を再開する。アラジン・レコードと契約。ウィルソン“サンダー”スミスとも親交を結ぶ。当時、ブルース・シーンが盛り上がっていたＬＡでサンダーと共に活動を開始、アラジンから初のシングル「Katie Mae Blues」をリリース大ヒットを記録する。ホプキンスはレーベルには薄情でアラジンからすぐにゴールド・スターに移籍。1950年代初頭、シッティン・イン・ウィズ・レーベルからリリースした「Coffee Bluse」「Give Me Central 209 (Hello Central)」がR&Bチャートにランク・インする。50年代後半フォーク・ウェイから名作『The Root Of Lightnin' Hopkins』をリリース。
1962年『ダウン・ビート誌』のニュー・スター賞、男性ヴォーカリスト賞を獲得。ファイア・レコードで不朽の名作「Mojo Hand」をレコーディング。60年代から70年代あらゆるブルース・フェスティバルに出演していた。1982年1月30日、がんのためヒューストンで死去。享年69歳。