Lili Krausリリー・クラウス

Discography

The complete PARLOPHONE, DUCRETET-THOMSON & DISCOPHILES FRANCAIS recordings 1933-1958 / パーロフォン、デュクレテ・トムソン、ディスコフィル・フランセ録音全集【輸入盤】

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The complete PARLOPHONE, DUCRETET-THOMSON & DISCOPHILES FRANCAIS recordings 1933-1958 / パーロフォン、デュクレテ・トムソン、ディスコフィル・フランセ録音全集【輸入盤】

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  • 輸入盤

2014.09.30 発売2564.624223

《Complete Box:24bit/96k 2014年最新リマスターによる、リリー・クラウス録音集》
 
24bit/96k 2014年最新リマスターによる、リリー・クラウス録音集。リリー・クラウス(1903-1986)は、ハンガリー・ブダペスト出身のユダヤ系ピアニスト。フランツ・リスト音楽院で学び、17歳でブダペスト音楽院に入学、アルトゥール・シュナーベル、コダーイ、バルトークに師事し、古典派の伝統を身に着けました。その後はモーツァルトやベートーヴェンを中心に演奏活動を行い、なかでもヴァイオリニスト、シモン・ゴールドベルクとの共演の記録は彼女の国際的な名声を高めるために貢献しました。しかし1942年に出発したアジア・ツアーでジャワに滞在中、家族とともに日本軍に拘留され、そのまま第二次世界大戦終結まで軟禁されたことでも知られています。その後はイギリス国籍を取得し、活発な演奏活動を行い「比類なきモーツァルト弾き」として評価されています。彼女は日本という国に対して、深い感慨(恨み?)を抱いていたはずなのですが、戦後度々来日し、その都度名演を聞かせ、日本の聴衆を喜ばせたのは、彼女の音楽家としての魂の偉大さの表れに他なりません。彼女の演奏は、同年代のイングリット・ヘブラーよりもメリハリのあるアクセントと、情熱的な表現が目立つものですが、現代のようなラジカルなものではなく、あくまでも歌心が伴う典雅で流麗なもの。まさに永遠の美しさを湛えた「天使の音楽」です。以前、分売(国内盤)で出ていた時に大好評を得たアルバムですが、今回は1つに纏めることで彼女の全てを聴く事ができるでしょう。今回のボックスのために、24bit/96k最新リマスターされたものです。限定生産盤となります。
 
《収録予定曲》
【CD1】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第1~5番』[録音:1954年]/
【CD2】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第6~8番』[録音:1954年]/
【CD3】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第9~11番』『アレグロ ト長調K.312』[録音:1954年]/
【CD4】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第12~13番』『「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲K.353』『幻想曲ハ短調K.396』『幻想曲ニ短調K.397』[録音:1954年]/
【CD5】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第14番K.457』『パイジエッロの歌劇「哲学者気取り」の「主に幸あれ」による6つの変奏曲 K. 398』『幻想曲ハ短調K.475』『ロンド イ短調K.511』『ケーゲルシュタット・トリオK.498』~フランソワ・エティエンヌ(Cl) ピエール・パスキエ(Va) [録音:1954&1955年]/
【CD6】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第15~17番』『アダージョ ロ短調K540』『ジーグ ト長調K.574』『メヌエット ニ長調K.576』『アダージョとロンドK.617』[録音:1955年]/
【CD7~12】モーツァルト:『ヴァイオリン・ソナタ第1, 12, 17~22, 24~30, 32~43番』~ヴィリー・ボスコフスキー(Vn) [録音:1954&1955年], ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452~ピエール・ピエルロ(Ob) ジャック・ランスロ(Cl) ジルベール・クルシェ(Hr) ポール・オンニュ(バソン)[録音:1955年]/
【CD13~14】モーツァルト:『ピアノ三重奏曲K.254, 442, 496, 502, 542, 548, 564』~ヴィリー・ボスコフスキー(Vn) ニコラウス・ヒューブナー(Vc) [録音:1954年]/
【CD15】モーツァルト:『ピアノ協奏曲第9&20番』~ヴィリー・ボスコフスキー(指揮) ウィーン・コンツェルトハウス室内管弦楽団[録音:1955年]/
【CD16】ハイドン:『ピアノ・ソナタ第32, 31番』[録音:1956年], 『ピアノ・ソナタ第53, 59番』[録音:1953年]/
【CD17~19】ベートーヴェン:『ヴァイオリン・ソナタ第1~10番~ヴィリー・ボスコフスキー(Vn)[録音:1955年]/
【CD20】ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第17, 21, 30番』[録音:1954&1953年]/
【CD21】ベートーヴェン:『エロイカ変奏曲Op.35』[録音:1953年], ブラームス:『シューマンの主題による変奏曲嬰ヘ短調Op.9』『ラプソディー ロ短調Op.79-2』『間奏曲ロ短調Op.117-1』『カプリッチョ変ホ長調Op.76-2』『間奏曲 ホ長調Op.116-4』『間奏曲変ロ短調Op.117-2』『ラプソディー ホ短調Op.119-4』[録音:1957~1958年]/
【CD22】ハイドン:『ピアノ・ソナタ第62番』[録音:1955年], シューベルト:『ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1&2番』~ヴィリー・ボスコフスキー(Vn) [録音:1957年]/
【CD23】シューベルト:『ハンガリー風ディヴェルティメント ト短調D. 818』『序奏、自作の主題による4つの変奏曲と終曲 変ロ長調』『6つのポロネーズ D.824』~with ホメロ・マガリャエス(P) [録音:1956年], シューベルト:『ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番』~ヴィリー・ボスコフスキー(Vn) [録音:1957年]/
【CD24】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第24, 33&, 34, 35, 39番』[録音:1937年]/
【CD25】モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第36, 41, 14番』『幻想曲ハ短調K.475』[録音:1937~1939年]/
【CD26】モーツァルト:『ピアノ協奏曲第9番K.271』~ワルター・ジュスキント(指揮) フィルハーモニア管弦楽団[録音:1948年], 『ピアノ協奏曲第13番K.333』~ワルター・ケーゲル(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1948年], 『ピアノ協奏曲第18番K.456』~ワルター・ケーゲル(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1938年]/
【CD27】モーツァルト:『ロンド ニ長調K.485』『グルックの「メッカの巡礼」による変奏曲K.455』『アダージョ ロ短調K.540』[録音:1937&1938年], ハイドン:『ピアノ三重奏曲第40, 43, 45番』~シモン・ゴールドベルク(Vn) アントニー・ピーニ(Vc) [録音:1939年]/
【CD28~29】ハイドン:『アンダンテと変奏曲 ヘ短調Op.83』[録音:1937年], ベートーヴェン:『エロイカ変奏曲Op.35』[録音:1939年], ベートーヴェン:『ヴァイオリン・ソナタ第2, 5, 6, 9, 10番』~シモン・ゴールドベルク(Vn)[録音:1936~1937年]/
【CD30】モーツァルト:『トルコ行進曲』, ショパン:『ワルツ第14番ホ短調』[録音:1933年], シューベルト:『ピアノ・ソナタ第14番D.784』『レントラーD.145-1~9&11』『高雅なワルツD.969』『即興曲D.935-3』[録音:1937~1938年], シューベルト:『即興曲D.899-2』[録音:1948年]/
【CD31】シューベルト:『ピアノ・ソナタ第16番D.845』[録音:1948年], ショパン:『即興曲第2番Op.36』『前奏曲第4番Op.28-4』[録音:1937年], バルトーク:『ルーマニア民俗舞曲』『民謡の旋律による3つのロンド』[録音:1938年]/

《演奏》リリー・クラウス(P)

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