Linaリナ

Profile

デンバーに生まれテキサス育ち。初めてのコーラス経験は教会で母親と共に歌ったことだったが、その後学校でクラシカル・オペラやコーラスに出会う。

7年生(中学1年生)の時には既にコンテストに出場し数々の勝利を勝ち取る。 「その時にやっと自分のオペラっぽい高いトーンがいいと思えるようになったの。 自分の声がまるで楽器の一部のように聞こえるようになったわ。」とリナは振り返る。

彼女はまた幼少の頃から、チャカ・カーン、ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームス、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダーなどを聴きながら、インストゥルメンタルのジャズや40年代50年代のスウィングに対する理解も深め、母親の影響もありスタンダードの曲を熟知していた。

8才から11才の間に作曲を始めたリナは、在住のL.A.に着くなりプロとしてシーンに浮上した。 彼女はシンガーでもあるいとこと一計を講じ、自分はライターとして音楽ビジネスに入り込もうとしたのだ。 が、これが事実彼女の仕事となり、タイリース、キーシャそしてジャジー・ジェフのプロダクション・カンパニーのタッチ・オブ・ジャズなどに楽曲を提供してきた。
その曲は130曲を超えると言う。

「ストレンジャー・オン・アース」でのリナは、彼女のジャズのバックグラウンドを感じさせるヴォーカルで、過去当時の人が聴くことのなかったようなと今日の歌詞の題材を複雑にそして器用に結び付ける。 アレンジのきいた"ステップ・アップ"や"ユー・ドント・ノウ"はモーニング・ショウの出演者のようにストレートな物言いである一方、"ドント・エクスプレイン"や"マイ・マン"はクラシックのような時を越えた本物であることを確信させる。 器用なオーケストラのサンプルは"プレイヤ・ノー・モア"にアイロ二ックなアンビエントさを醸し出している。 そして"ドント・セイ・ナッシン"では迫り来る雷を伴ったストームのどうしようもない美しさを捉えているのだ。(バイオより)

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