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「ザ・カタリスト」PV解禁!!PVコンセプト、そして、アルバム・タイトルについて
2010.8.26
「ザ・カタリスト」のPVが遂に解禁となりました。今回も彼らのPV18曲のうち13曲を制作し、数々のアワードも受賞しているリンキン・パークのジョー・ハーン(DJ)がディレクションを手掛けています。そのPVに関して、ジョー・ハーンは「この曲に伴うべきヴィジュアル作品のアイデアを考える時に、終末のことを考えたんだ」と語っています。「誰かが我々の運命を決定するボタンを押すということはどんなもので、どんなふうに感じるものなのだろうか?破壊のその瞬間に自分達の運命を受け入れたとしたらどのような気持ちになるのだろうか?生きるその最後の瞬間に自分達の生命を祝福することができるとしたらそれはどのように感じられるのだろうか?核爆弾の父であるJ.ロバート・オッペンハイマーが最初のテストを言い表そうとしたときに、彼はバガヴァッド・ギーターを引用してこう言ったんだ『もし天空に千の太陽の輝きが同時に発生したとしたら、その輝きは全能な者のようになるだろう』」――アルバム・タイトルにも引用されているこのオッペンハイマーの言葉について――インドの『マハーバーラタ』(ヒンドゥー教の聖典の一つである古代インドの抒情詩)の一節である『バガヴァッド・ギーター』からの引用で、原子爆弾を開発したオッペンハイマーが最初の核爆発実験を目撃した時に口にした‘If the radiance of a thousand suns were to burst at once into the sky, that would be like the splendor of the mighty one.(千の太陽が天空で一度に爆発したら、その輝きは全能な者のようになるだろう)’という言葉がとても強力なステイトメントだったので、『ア・サウンザンド・サンズ(千の太陽)』という言葉を今回のタイトルに選んだのだそう。ちなみに、シングル「ザ・カタリスト」の歌詞にも”A THOUSAND SUNS"という言葉は引用されています。