リンキン・パークは先日、自身のオフィシャル・サイトを通じて、彼らが設立した慈善基金団体「MUSIC FOR RELIEF」の新規プロジェクトを発表しました。
「POWER THE WORLD」と名付けられたこのプロジェクト、クリスマス、そして年末年始の休みに向けてエネルギー問題に直面しているハイチの人々にソーラーランタンを贈ろうと呼びかけるもの。
プロジェクトの特設サイト、www.powertheworld.org　を通じて10ドル（米国ドル）を寄付すると、MUSIC FOR RELIEFがハイチの電気のない家庭にソーラーライトを１つ、提供するもの。

「ハイチを選んだ理由は、この国が深刻なエネルギー不足に直面しているからだ」そう語るのはマイク・シノダ。「地球の西半球では3400万もの人たちが近代的エネルギーを享受できずにいて、その内の800万人がハイチにいる。ハイチを支援することは状況の大きな改善につながるから、活動をスタートするのに相応しい場所だと思ったんだ」
POWER THE WORLDが提供するソーラーランタンは、再生可能エネルギーを使用したもの。これを家の照明に使用することにより、ろうそくや灯油ライトより安全でクリーンな状態で、生活を向上させることができるとのこと。
POWER THE WORLDの目標は、今年のクリスマス・シーズンまでに100万世帯に持続可能・再生可能エネルギーを提供すること。
今年日本を襲った東日本大震災でもいち早く支援活動・募金活動を行ってきたリンキン・パークとMUSIC FOR RELIEF。メンバーからも、POWER THE　WORLDへの支援を呼びかけるメッセージが届いてます：　http://youtu.be/ugbrthYjdfU