ここ近年まれにみる最大規模のヒットを記録したNo. 1シングル「ロスト」に続き、リンキン・パークはさらなる未発表音源「ファイティング・マイセルフ」を本日公開した。この曲は、彼らにグラミー賞受賞とマルチ・プラチナム・アルバムの称号をもたらせたセカンド・アルバム『メテオラ』期にレコーディングされていた楽曲。「ロスト」や「ファイティング・マイセルフ」といった貴重な音源は、2023年4月7日に発売となる『メテオラ: 20周年記念盤』のトラックリストにも含まれている楽曲であり、セカンド・アルバムを豪華に蘇らせるアニヴァーサリー・エディション『メテオラ: 20周年記念盤』は、限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セット、デラックス・アナログ・ボックス・セット、デラックス3枚組CD、デジタル配信の4形態でのリリースとなり、現在予約受付中である。

『メテオラ』制作時のアーカイヴを掘り起こしていく中、マイク・シノダは、「ファイティング・マイセルフ」のインストゥルメンタル音源がインパクトのあるトラックだったことを覚えていたが、チェスター・ベニントンと自らのヴォーカルのテイクも残されていたことに非常に驚いたという。そして彼は、まだ制作過程にあったこの楽曲を、本人も「これぞリンキン・パークだ」と唸るような、現在の完成形に仕上げたのだ。こうしてできた楽曲は、ヘヴィで歪んだギター・サウンドをバックに、マイクの鋭いヴァースと、「Fighting myself I always lose」とエモーショナルに歌うチェスターのコーラスが響き渡る強力な一曲となった。

先にリリースとなったリード・シングルの「ロスト」は、現象にもなるほど世界中で爆発的にヒットし、これまでのところ2023年最大のロック・ソングとなった。さらに、音楽シーンの最前線に大きな嵐を巻き起こすこの曲は、ビルボードのロック&オルタナティヴ・エアプレイ・チャートで、バンドにとって過去10年のおける久々の初登場1位に輝いた楽曲だ。その勢いはそれだけにとどまらず、各チャートにおいても首位を席巻している。さらに、全世界で9,300万回の音楽再生回数を誇り、圧巻のミュージック・ビデオは、YouTubeにおいて3,000万回の視聴数を記録している。

「ロスト」は『メテオラ』のアニヴァーサリーを飾る、重要な一曲となったのだ。


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