Lupe Fiascoルーペ・フィアスコ

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“ヒップホップの救世主"ルーペ・フィアスコ、入魂の2ndアルバム『ザ・クール』遂に全米リリース!

2007.12.27

グラミー3部門ノミネートの傑作デビュー・アルバム『フード&リカー』から1年、早くも2ndアルバム『ザ・クール』を完成させた今大注目のMC、ルーペ・フィアスコ。アルバムは一足早く12/18に全米でリリースされ、人気SNS「MySpace」ではTop Artist Chartで見事1位に輝くなど話題沸騰中です。さて。今作は前作に収録されていた「ザ・クール」という曲のテーマを拡大・延長させたコンセプチュアルな作品で、“ザ・クール"“ザ・ストリート"“ザ・ゲーム"という架空の3人のゾンビ(?)やルーペ自身が登場するドラマティックなアルバムというのは以前お伝えしましたが、何とこのアルバムに登場するキャラクターの“人物紹介書"が届いたので今回紹介しちゃいます!


■マイケル・ヤング・ヒストリー/“ザ・クール"・・・本作の主人公。勤勉なシングル・マザーに育てられたヒストリーは聡明で前途有望な少年だったが、金に汚いドラッグ・ディーラーになる。しがない売人としてのキャリアをスタートした彼は、自身が師と仰いでいた“ザ・ゲーム"の妻、“ザ・ストリーツ"と激しい不倫愛に溺れ自らの死を招く。こうしてゾンビの“ザ・クール"となった彼は、生前彼のせいで破滅に追いやられた人々に対する償いのため、ゾンビとして人間界に生きることになる。人間界で自身の目的を探しながら、“ザ・クール"は“ザ・ストリーツ"に取り憑いている。
■“ザ・ストリーツ"・・・誘惑と裏切りに関してはずば抜けた才能を有す女性。彼女には男女関係なく狂わせる抗しがたい魅力があるのだ。夫である“ザ・ゲーム"のことはソウルメイトとして認めているが、「愛」という言葉は彼女の辞書に存在しない。それでも“ザ・ストリーツ"は、マイケル・ヤング・ヒストリーと強い結びつきを感じていたのだった。
■“ザ・ゲーム"・・・魂を持たない不死の存在体である“ザ・ゲーム"は、あらゆる場所に脅威をもたらす。昼夜を問わず悪事を企むゲームは、風のように標的を変え、これまでにハスラーに政治家、有名人や感受性の強い若者等が彼に屈してきた。彼が最も大切にしているのは、妻であり共犯者である“ザ・ストリーツ"。彼らが特に愛情を注いだ犠牲者は、マイケル・ヤング・ヒストリー。もちろん、“ザ・ゲーム"が関われば、何事にも犠牲が伴う。
■“ルーペ・フィアスコ"・・・本作の語り部。
以上をふまえ、歌詞・対訳を見ながらアルバムを聴くと、面白さ倍増ですよ!

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