MACHINE HEADマシーン・ヘッド

Profile

ロブ・フリン - ボーカル、ギター
ローガン・メイダー - ギター
アダム・デュース - ベース
クリス・コントス - ドラム

80年代後期から90年代初期にかけて活動していたベイエリア・スラッシュ・メタル・バンド、VIO-LENCEのメンバーとして活動していた、ヘヴィ・ロック界の野生児ことロブ・フリンが中心となって結成したバンドが、このMACHINE HEADだ。 1994年に世界的に高い評価を受ける1stアルバム 『バーン・マイ・アイズ』 で鮮烈なるデビューを飾り、SLAYERやMETALLICAといったメンバーからの称賛を受け、世界中のメタル・ワールドにその名を知らしめる事となった。1997年に2nd 『ザ・モア・シングズ・チェンジ』 を発表。 この作品でMACHINE HEAD特有のワイルドなヘヴィ・サウンドを全面に押し出し、最大のライヴ・バンドである事も世界中に証明する事となった。 99年には3rdアルバム 『ザ・バーニング・レッド』 を発表、彼らの持ち味であるアグレッシヴかつヘヴィなサウンドにモダンな要素を取り入れ、新境地を確立、その人気を確固たるものとした。

2001年には新たな音楽的領域に足を踏み入れた4th 『スーパーチャージャー』 を発表するが、アルバム発売直前に、あの忌まわしき9.11の悲劇、 同時多発テロが勃発、全米の人々の心を打ち砕いたこの事件のため、ラジオやテレビから一切ヘヴィなものは締め出されてしまい、バンドは自由に身動きの取れない状況になってしまう。 しかし他の国々ではその意欲的かつ彼ら独自のスタイルを貫いたアグレッシヴさは絶賛され、ヨーロッパ各国で行われたフェスティバルへの参加など積極的に活動していった。

そしてセルフ・プロデュースという形で制作された5th 『スルー・ジ・アッシュズ・オヴ・エンパイアーズ』 を2003年に発表、新たに生まれ変わり、よりヘヴィになったそのサウンドは世界中で大絶賛を受ける。アルバム発売後約3年に及ぶ長いツアーを経て、 従来のMHファンから新たな若いファンまで獲得し、より巨大化していった。

そして2008年、衝撃的なまでの重量級メタル名盤となる傑作 『ザ・ブラッケニング』 を発表、現代ヘヴィ・ニュージック・シーンにおけるマスターピースとも言えるほど重厚なサウンドで、さらに大きな存在感を確立していった。 今作でバンド史上初となるグラミー賞へのノミネート、GOLDEN GODを含む数々のヨーロッパの音楽賞を受賞している。 ここ日本にも 『ザ・ブラッケニング』 発売後4度の来日公演を行っており、全ての公演を大成功に収めている。 この作品に続く作品はじっくりと時間をかけて制作され、ザ・ブラッケニングの延長線上にありながら、より強靭な音像を吐き出す最新作 『アントゥ・ザ・ローカスト』 を2011年9月に発表、バンドにとって初となるビルボードTOP 25入りを果たした。

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