Mac Millerマック・ミラー

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対となるべき最期の2作品『SWIMMING』と『CIRCLES』を1つにした4枚組アナログBOXが発売!

2020.12.18

2018年9月、突然この世を去ったマック・ミラー。前月に新作『SWIMMING』をリリースした直後の、そのあまりにも早すぎる死は、RAP/HIPHOPシーンのみならず音楽シーン全体に大きな衝撃を与えた。その死から約2年――彼の最期の2作品を一つにまとめたアナログ・ボックスが発売となる。

 元々2作1組として制作されていた2018年発表の『SWIMMING』、そして2019年発表の『CIRCLES』。THUNDERCATやThe Internetのスティーヴ・レイシーにシド・ザ・キッドやJ.コール、ジョン・メイヤー、Blood Orangeことデヴ・ハインズ、デイム・ファンクやスヌープ・ドッグ、そしてジョン・ブライオンなど、幅広い音楽性を持つ豪華ミュージシャンを迎えて制作された『SWIMMING』は、ファンクやソウルの影響を強く感じさせるサウンド、そして成功を掴みながらも、決して順風満帆だったとは言えない彼のここ数年の人生を察することができそうな、パーソナルで示唆に富んだリリックがアルバム全体に溢れた1枚である。

 またマック・ミラーが死の直前まで取り組み、ともにプロデュースを手掛けていたジョン・ブライオンが完成させた”最期のアルバム“『CIRCLES』には、ローファイなビートやシンガーソングライター風のサウンド、時のマック・ミラー本人の苦悩や葛藤、心の動きが垣間見えるひたむきで告白調の歌詞など、RAP/HIPHOPアルバムではなく、ジャンルの枠を大きく踏み出した作品だ。ちなみにプロデューサーのジョン・ブライオンは、『SWIMMING』と『CIRCLES』の両作品に関わっている。また今作の発売に合わせ、マック・ミラーの公式YouTube Channelで当時のアルバム制作風景を捉えた映像を公開しているのも感慨深い。
https://youtu.be/BZvzOodoMJs


ミラーの遺族によると、彼は『SWIMMING』と本作『CIRCLES』は対となる作品で、2つの異なるスタイルが互いを補い合いながら円を描いていく――“円を描きながら泳ぐ”というコンセプトを持っていたという。その遺族の意向によって実現したのがこの4枚組アナログ・ボックスである。RAP/HIPHOPシーンに大きな影響を与えてきたマック・ミラー。彼が描こうとしていたサウンドスケープが、伝えられるべき形で今、ファンの元に届けられる。
 
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Mac Miller / マック・ミラーSWIMMING IN CIRCLES [4LP VINYL] / スウィミング・イン・サークルズ[4枚組アナログ]【輸入盤】

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2020.12.18 発売/9362.489210

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マック・ミラーが最期に描こうとしていた風景がここにある。 2018年突然この世を去ったマック・ミラー。対となるべき最期の2作品『SWIMMING』と『CIRCLES』を1つにした4枚組アナログ・ボックスが今、ファンの元に届けられる――。

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