マルク・アンドレ / Marc Andre

マルク・アンドレ / Marc André
ミラージュ(エクステンディド・ヴァージョン) / Mirage (Extended Version)
2026.10.09 配信/1200214986285
深い重低音が、チェロのように歌い出す。オーケストラの枠を超え、ソロ楽器としての新境地を拓くマルク・アンドレの衝撃。深い重低音が、チェロのように歌い出す。オーケストラの枠を超え、ソロ楽器としての新境地を拓くマルク・アンドレの衝撃。フォーレの傑作「夢のあとに」を追加したデジタルアルバム。この曲ではメロディが前面に押し出され、コントラバスを文字通り「歌わせて」いる。彼は類まれな感性で一つひとつの音を鮮烈かつ人を惹きつけてやまない哀愁の調べへと昇華させ、ピアノがその演奏を美しく支えている。
【収録予定曲】
クロード・ドビュッシー
1 夢のあとに(マルク・アンドレ)
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)
2 我が母の教え給いし歌 Op.55 No.4(クライスラー編)
アストル・ピアソラ(1921-1992)
3 ナイトクラブ 1960 (『タンゴの歴史』より)
クロード・ドビュッシー(1862-1918)
4 美しき夕暮れ CD 84
クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787)
5 メロディ、精霊の踊り(クライスラー編)
セザール・フランク(1822-1890)
6 アンダンティーノ・クィエトーゾ M.5
エンニオ・モリコーネ(1928-2020) & アンドレア・モリコーネ(1964- )
7 ニュー・シネマ・パラダイス
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959)
8 メロディア・センチメンタル W.556
クロード・ドビュッシー98 月の光(レーレンス編)
ロベルト・シューマン(1810-1856)
10 トロイメライ Op.15 No.7
梅林 茂(1951- )
11 夢二のテーマ
レモ・ジャゾット(1910-1998)
12 アルビノーニのアダージョ ト短調
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)
13 感傷的なワルツ Op. 51 No.6
ウラジーミル・ソルタン(1953-1997)
14 エレジー
ロルフ・ラヴランド(1955- )
15 ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン(アスタノヴァ編)
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)
16 スペイン舞曲 第1番(歌劇『はかなき人生』より)
【演奏】
マルク・アンドレ(コントラバス)
ガブリエル・ビアンコ(ギター:3, 16)
ヴェロニカ・パトリシア・テルエル(ピアノ:2, 4-15)
マルク・アンドレ(コントラバス・アレンジ)
ガブリエル・ビアンコ(ギター・アレンジ:16)
【録音】
2025年9月22-24日、アメリカ、バーモント州、パトニー、Sun Hill Studio
2025年12月8日、フランス、モントルイユ、Sequenza Studio
マルク・アンドレ:コントラバスの歴史に新たな一ページを刻む若き天才
2002年にフランスで生まれたマルク・アンドレは、今、世界の音楽界から最も熱い視線を浴びるコントラバス奏者の一人です。その優雅な音色、豊かな表現力、そして緻密に練り上げられた音楽性は、「コントラバスにおける最も繊細で優雅な音色」と国際的に称賛されています。彼は、オーケストラの最後列で全体を支える役割に甘んじてきたコントラバスを、スポットライトを浴びる「主役」の座へと引き上げました。
彼のキャリアにおいて最大の転換点となったのは、2025年、メジャーレーベルであるワーナー・クラシックスと独占契約を結んだことでしょう。コントラバス奏者として同レーベルとこのようなパートナーシップを築くのは史上初という快挙であり、このデビューアルバムのリリースは、音楽史における重要な瞬間として期待されています。
マルク・アンドレの演奏の最大の特徴は、その「歌心」にあります。4歳でヴァイオリンを始め、チェロを経てコントラバスに辿り着いたという経歴が、彼の奏でる音色にチェロのような柔軟さと純粋な響きを与えています。評論家たちは彼の演奏を「想像を絶する音の世界」「信じられないほど軽やかで気高い音色」と評し、その技巧だけでなく、聴衆の心に深く訴えかけるストーリーテリングの才能を高く評価しています。
彼の才能をいち早く見出したのが、チェロのゴーティエ・カピュソンでした。カピュソンのプロジェクトへの出演を機にフランス全土で注目を集めた彼は、その後、レイ・チェンやアンドレアス・オッテンザマーといった一流アーティストとの室内楽共演を通じて、その多才さを証明し続けています。
活動の場はすでに世界中に広がっており、2024年の中国ツアーを成功させたほか、ウィーン楽友協会やパリのシャンゼリゼ劇場、南米のテアトロ・コロンなど、世界最高峰のステージに立ち続けています。2025/26シーズンには、台湾や韓国でのソロデビュー、さらには新協奏曲の世界初演も控えており、その勢いはとどまるところを知りません。
ICMA(国際クラシック音楽賞)をはじめ数々の国際的な賞を受賞している彼は、フランス伝統の優雅さと中央ヨーロッパ流派の構造的な深みを融合させた、独自の音楽的アイデンティティを持ち、コントラバスという楽器の可能性を押し広げ、新たなスターとして世界の舞台を闊歩しています。
