Mariss Jansonsマリス・ヤンソンス

Discography

Shostakovich: The Complete Symphonies / ショスタコーヴィチ:交響曲全集【輸入盤】

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Shostakovich: The Complete Symphonies / ショスタコーヴィチ:交響曲全集【輸入盤】

  • ALBUM
  • CD
  • 輸入盤

2006.06.29 発売94636.53002

 ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、バイエルン放送響、フィラデルフィア管、サンクト・ペテルブルグ・フィル、ピッツバーグ響、ロンドン・フィル、オスロ・フィルという世界各国の8つのオーケストラを指揮して完成させた国際色豊かな全集です。
マリス・ヤンソンス[1943-2019]は、1971年にレニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューし、1973年からはムラヴィンスキーに招かれて副指揮者をつとめたという経歴の持ち主で、1986年のレニングラード・フィル来日公演でのムラヴィンスキーの代役としての見事な演奏は語り草になっています。
 しかし、ヤンソンス自身のショスタコーヴィチ解釈は、いわゆる「ソ連/ロシア・ローカル」なものから脱却したものとなっているのが特徴で、ショスタコーヴィチとマーラーの音楽について、「社会の一員として覚えていた疎外感と、個人的に置かれていた立場」という共通する観点からも考察を加えるという立脚点の表明からも明らかなように、マーラーの音楽にも一脈通じる洗練されたアプローチや、ディテールを大切にしたテクチュア構築の面白さ、対位法的要素や複雑なリズムを浮き彫りにする工夫や情報量の多さといった要素が何よりの魅力となっています。
【収録曲】
ショスタコーヴィチ:
CD1
・交響曲第1番へ短調 Op.10
ベルリン・フィルハーモニー
1994年6月録音

・交響曲第15番イ長調 Op.141
ロンドン・フィルハーモニック
1997年4月録音

CD-2
・交響曲第2番ロ短調 Op.14『10月革命に捧ぐ』
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
2004年6月&2005年1月録音

・交響曲第12番ニ短調 Op.112『1917年』
バイエルン放送交響楽団
2004年6月録音

CD-3
・交響曲第3番変ホ長調 Op.20『メーデー』
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
2005年1月録音

・交響曲第14番ト短調 Op.135『死者の歌』
ラリッサ・ゴゴレウスカヤ(ソプラノ)
セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
バイエルン放送交響楽団
2005年11月録音

CD-4
・交響曲第4番ハ短調 Op.43
バイエルン放送交響楽団
2004年2月録音

・映画音楽『馬あぶ』からの組曲 Op.97a(ロマンス、定期市)
ロンドン・フィルハーモニック
1997年4月録音

CD-5
・交響曲第5番二短調 Op.47
ウィーン・フィルハーモニー
1997年1月録音

・交響曲第6番ロ短調 Op.54
オスロ・フィルハーモニー
1991年1月録音

CD-6
・交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』
サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー
1988年4月録音

CD-7
・交響曲第8番ハ短調 Op.65[62:29]
ピッツバーグ交響楽団
2001年2月録音

・交響曲第8番リハーサル[12:41]
ピッツバーグ交響楽団
2001年2月録音

CD-8
・交響曲第9番変ホ長調 Op.70
オスロ・フィルハーモニー
1991年1月録音

・交響曲第10番ホ短調 Op.93
フィラデルフィア管弦楽団
1994年3月録音

CD-9
・交響曲第11番ト短調 Op.103『1905年』
フィラデルフィア管弦楽団
1996年12月録音

・ジャズ組曲第1番
フィラデルフィア管弦楽団
1996年12月録音

・ジャズ組曲第2番~ワルツ第2番
フィラデルフィア管弦楽団
1996年12月録音

・タヒチ・トロット Op.16
フィラデルフィア管弦楽団
1996年12月録音

CD-10
・交響曲第13番変ロ短調 Op.113
セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
バイエルン放送交響楽団
2005年録音

【演奏】
マリス・ヤンソンス(指揮)

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