マルタ・アルゲリッチ

現代を代表する世界的人気と実力を持つ、カリスマ的なピアニスト。
日本においても彼女のコンサート、活動、録音は常に話題となる最も注目されるアーティスト。
アルゼンチンのブエノスアイレス出身、5歳のころよりヴィンチェンツォ・スカラムッツァに師事。 1955年奨学金を得てヨーロッパに渡り、ロンドン、ウィーン、スイスで研鑽を積んだ。

ボルザーノ、ジュネーヴ各国際コンクールでの優勝を経て、1965年ショパン国際コンクールでの優勝で世界的なキャリアが始まり、現在までトップ・ピアニストとして活動を続けている。ピアノ・ソロ、オーケストラとの共演に加え、室内楽でも活動、近年は若手アーティストの育成にも意欲的に取り組んでいる。

日本では、1998年より「別府アルゲリッチ音楽祭」総監督を務めている。
2002年6月から始まったスイスのルガーノ・フェスティヴァルで「マルタ・アルゲリッチ　プロジェクト」の芸術監督として、親しいアーティストたちとの全世界注目の室内楽作品を中心として活動を毎年継続している。