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約2年振りとなる最新作『ザ・ハンター』完成
2011.9.15
現代のメタル・シーンにおいて非常に重要な位置に立つマストドン。「メタルの未来を担う存在」や「今世紀を代表する重要ロック・バンド」との称賛を各国のメディアから受け、新作が発表される毎にその彼らが産み出す世界観に世界中が熱狂するほどの影響力を持つ彼らが、前作から約2年振りとなる最新作『ザ・ハンター』を完成させました。今回は今まで発表してきたようなコンセプト・アルバムではなく、その時の感情をそのまま曲毎に吐き出していく、という作りになっており、マストドン史上最も良い意味での「聞きやすさ」に満ちた作品となっています。が、そこはさすがマストドン、とんでもないドラム・パターンが突如でてきたり、何層にも折り重なったギターやコーラスが独自の世界観を醸し出しており、聴くもの全てを彼らが放つ音像に飲み込んでいくほどのパワーが溢れるサウンドが展開されているのです。実は今作の制作に入る前にギタリストのブレント・ハインズの兄が狩りの最中に心臓発作で急逝してしまい、またバンドと非常に仲の良かった友人もレコーディング途中で闘病の末この世を去ってしまう、という非常に悲しい出来事が続いてしまったのですが、今作はその兄に捧げる意味で、タイトルを『ザ・ハンター』に、そして友人への思いをサウンドで表現した「ザ・スパロウ」という楽曲を収録しています。