Maurizio Polliniマウリツィオ・ポリーニ
Discography
Chopin Etudes Op.10 & 25 (Hybrid SACD) / ショパン:練習曲集 Op.10 & 25(SACDハイブリッド:日本語解説書付)【輸入盤】
Chopin Etudes Op.10 & 25 (Hybrid SACD) / ショパン:練習曲集 Op.10 & 25(SACDハイブリッド:日本語解説書付)【輸入盤】
2025.02.28 発売/2173.248288
1960年にポリーニが録音した『ショパン:練習曲集』が、
旧EMIから引き継がれたワーナーより最新リマスターされ、
SACDハイブリッド盤にて正式リリース
旧EMIから引き継がれたワーナーより最新リマスターされ、
SACDハイブリッド盤にて正式リリース
ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き
日本語解説書には、ピアニストであり音楽研究家のメリッサ・コン氏によるこの録音と演奏についての日本語訳と、西村裕氏によるこのSACDの音質などの書下ろし解説を掲載。
【収録曲】
ショパン:練習曲集 Op.10 & 25
【演奏】
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
【録音】
5-7, 9 & 11-16.IX.1960, No. 1 Studio, Abbey Road, London
【リマスタリング】
192kHz/24-Bit from original tapes by Circé Studio, 2025
1960年、ワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールで優勝した数か月後、マウリツィオ・ポリーニはEMIと専属契約を結び、ポーランドの作曲家に捧げた2枚のアルバムを録音しました。1枚目はクレツキ指揮とのショパンのピアノ協奏曲第1番で、発売と同時に好評を博しましたが、2枚目の練習曲集は不確かな運命に直面しました。ポリーニはポストプロダクションの段階で承認を撤回し、理由を一切語りませんでした。この録音は何十年もの間、日の目を見ることはないかと思われましたが、2011年にポリーニの承認を得て、テスタメントからリリースされました。今回の旧EMIから引き継いだワーナーより発売する新しいSACDエディションは、SACDや空間オーディオのマスタリングとして有名なパリにあるCircé Studio にて、オリジナル・マスターテープから192kHz/24-bitリマスタリング、そしてSACD層はDSDマスタリングされリリースされます。その音はまさにテスタメント盤とは全く違った新録音とも思わせるダイナミックなタッチと弦の余韻まで聞こえるほどの仕上がり。ポリーニの卓越した技術力を際立たせるだけでなく、18歳のピアニストとしての感動的な感性も伝えています。デジパック仕様。
ポリーニが長く許諾せず、2011年にようやく日の目を見た録音。今回のリマスターによって、精妙なペダルとタッチのコントロールによる立体感が聴こえるようになった。またシルキーでなめらかな音色と柔らかなフレージングで一貫していることがわかり、それによってポリーニのロマンティストぶりが現れた。ことによるとそれ故に、若きポリーニがリリースを許さなかったのかもしれないとまで想像させられるような、繊細な演奏となって生まれ変わったのだ。[音楽評論:西村 祐]
日本語解説書には、ピアニストであり音楽研究家のメリッサ・コン氏によるこの録音と演奏についての日本語訳と、西村裕氏によるこのSACDの音質などの書下ろし解説を掲載。
【収録曲】
ショパン:練習曲集 Op.10 & 25
【演奏】
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
【録音】
5-7, 9 & 11-16.IX.1960, No. 1 Studio, Abbey Road, London
【リマスタリング】
192kHz/24-Bit from original tapes by Circé Studio, 2025
1960年、ワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールで優勝した数か月後、マウリツィオ・ポリーニはEMIと専属契約を結び、ポーランドの作曲家に捧げた2枚のアルバムを録音しました。1枚目はクレツキ指揮とのショパンのピアノ協奏曲第1番で、発売と同時に好評を博しましたが、2枚目の練習曲集は不確かな運命に直面しました。ポリーニはポストプロダクションの段階で承認を撤回し、理由を一切語りませんでした。この録音は何十年もの間、日の目を見ることはないかと思われましたが、2011年にポリーニの承認を得て、テスタメントからリリースされました。今回の旧EMIから引き継いだワーナーより発売する新しいSACDエディションは、SACDや空間オーディオのマスタリングとして有名なパリにあるCircé Studio にて、オリジナル・マスターテープから192kHz/24-bitリマスタリング、そしてSACD層はDSDマスタリングされリリースされます。その音はまさにテスタメント盤とは全く違った新録音とも思わせるダイナミックなタッチと弦の余韻まで聞こえるほどの仕上がり。ポリーニの卓越した技術力を際立たせるだけでなく、18歳のピアニストとしての感動的な感性も伝えています。デジパック仕様。
ポリーニが長く許諾せず、2011年にようやく日の目を見た録音。今回のリマスターによって、精妙なペダルとタッチのコントロールによる立体感が聴こえるようになった。またシルキーでなめらかな音色と柔らかなフレージングで一貫していることがわかり、それによってポリーニのロマンティストぶりが現れた。ことによるとそれ故に、若きポリーニがリリースを許さなかったのかもしれないとまで想像させられるような、繊細な演奏となって生まれ変わったのだ。[音楽評論:西村 祐]