Melanie Martinezメラニー・マルティネス
Profile
キュートなのに少し毒があるファッションと、ダークなポップ・サウンドでジワジワ注目を集めている、ニューヨークはボールドウィン出身の20歳になったばかりのシンガー・ソングライター、メラニー・マルティネス。THE VOICEに出演したのを切っ掛けにATLANTICとの契約を手にした彼女のデビュー・アルバムが完成した。
子供の頃から詩と音楽が好きだったという彼女は、14歳の頃から曲を作り、ギターを独学で習い始めたという。その頃の彼女に影響を与えたのは、父親が好きだったオールド・スクール・ヒップホップと、彼女が好んで聞いていたレジーナ・スペクターやファイストといった女性シンガー・ソングライターたち。そして2012年、アメリカの人気TVオーディション番組『THE VOICE』に出演した彼女は、それがきっかけでATLANTICと契約を交わした。
昨年5月にデビューEP『DOLLHOUSE』をリリース。Kinetics & One Love(B.o.B)やRobopop(Jessie J、Lana Del Ray)らと一緒に作り上げた本作からは、おもちゃの楽器を印象的に用いたタイトル曲が注目を集め、Newsdayは「Lordeのアメリカ・ヴァージョンだ」と絶賛、またUS Weeklyも「THE VOICEから大々的にブレイクする初めてのスターになるだろう」と彼女を高く評価した。また同EPに収録されている「Carousel」は、FX Networksのホラー・シリーズ『American Horror Story』のトレイラーにも使用された。
待望のデビュー・アルバム『CRY BABY』には、まるで絵本のように、子供時代のエピソードやイメージに、思春期ならではの自我や恋愛に関する悩みが絵本のように一つに綴りあわされ、ポップでキュートな、それでいてダークな影のある世界が詰まっている。曲作りを行う際、メラニーは「子供時代」を彷彿させる物事をリストに書き出し、そこに自分の現在の状況を結び付けていったの」と語る。そうして出来上がった楽曲は、永遠と交わらない円の上を回り続ける関係を描いた「Carousel」や、誕生日パーティに誰も来ない悲しみが怒りへと変わり、それによって人までも変わってしまうという「It's My Party」、家族の崩壊を描いた「Doll House」など、アルバムにはまだ大人になりきれない思春期の少女なら誰もが抱えているであろう、自我や恋愛、人間関係など多感な世代の悩みが、ダークなポップ・サウンドとともに詰め込まれている。
音楽だけでなく、ミュージック・ビデオやアートワーク、アーティスト写真などにも、はっきりと自身のヴィションを投影しているメラニー。その独自の世界観は同年代の注目と共感を集め、「Carousel」は米iTunesのオルタナティヴ・チャートのTop10に入り、「Dollhouse」も同じオルタナティヴ・チャートに1年近くエントリーし続けてきた。また「Carousel」のビデオもYouTubeで700万枚回以上の再生回数を記録している。
「泣き虫だった人の力になりたい」と語るメラニーはアルバムについてこう語る。「このアルバムを作って、私は私であることに少しだけ慣れた気がするの。制作過程で私は自分を受け入れることが出来た。だから、同じような悩みを持っている人が、これを聴いたことによって自分を受け入れることができたらいいなと思う」
子供の頃から詩と音楽が好きだったという彼女は、14歳の頃から曲を作り、ギターを独学で習い始めたという。その頃の彼女に影響を与えたのは、父親が好きだったオールド・スクール・ヒップホップと、彼女が好んで聞いていたレジーナ・スペクターやファイストといった女性シンガー・ソングライターたち。そして2012年、アメリカの人気TVオーディション番組『THE VOICE』に出演した彼女は、それがきっかけでATLANTICと契約を交わした。
昨年5月にデビューEP『DOLLHOUSE』をリリース。Kinetics & One Love(B.o.B)やRobopop(Jessie J、Lana Del Ray)らと一緒に作り上げた本作からは、おもちゃの楽器を印象的に用いたタイトル曲が注目を集め、Newsdayは「Lordeのアメリカ・ヴァージョンだ」と絶賛、またUS Weeklyも「THE VOICEから大々的にブレイクする初めてのスターになるだろう」と彼女を高く評価した。また同EPに収録されている「Carousel」は、FX Networksのホラー・シリーズ『American Horror Story』のトレイラーにも使用された。
待望のデビュー・アルバム『CRY BABY』には、まるで絵本のように、子供時代のエピソードやイメージに、思春期ならではの自我や恋愛に関する悩みが絵本のように一つに綴りあわされ、ポップでキュートな、それでいてダークな影のある世界が詰まっている。曲作りを行う際、メラニーは「子供時代」を彷彿させる物事をリストに書き出し、そこに自分の現在の状況を結び付けていったの」と語る。そうして出来上がった楽曲は、永遠と交わらない円の上を回り続ける関係を描いた「Carousel」や、誕生日パーティに誰も来ない悲しみが怒りへと変わり、それによって人までも変わってしまうという「It's My Party」、家族の崩壊を描いた「Doll House」など、アルバムにはまだ大人になりきれない思春期の少女なら誰もが抱えているであろう、自我や恋愛、人間関係など多感な世代の悩みが、ダークなポップ・サウンドとともに詰め込まれている。
音楽だけでなく、ミュージック・ビデオやアートワーク、アーティスト写真などにも、はっきりと自身のヴィションを投影しているメラニー。その独自の世界観は同年代の注目と共感を集め、「Carousel」は米iTunesのオルタナティヴ・チャートのTop10に入り、「Dollhouse」も同じオルタナティヴ・チャートに1年近くエントリーし続けてきた。また「Carousel」のビデオもYouTubeで700万枚回以上の再生回数を記録している。
「泣き虫だった人の力になりたい」と語るメラニーはアルバムについてこう語る。「このアルバムを作って、私は私であることに少しだけ慣れた気がするの。制作過程で私は自分を受け入れることが出来た。だから、同じような悩みを持っている人が、これを聴いたことによって自分を受け入れることができたらいいなと思う」