merengueメレンゲ

Discography

星の出来事

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星の出来事

  • ALBUM
  • CD

2006.04.05 発売3,300(税込)WPCL-10267

メレンゲ、初のフルアルバム。既発売シングル4曲含む、全11曲収録。
【メレンゲ『星の出来事』
クボケンジによるセルフライナーノーツ】


01. カメレオン
恋愛じゃない曲を作りたかった。なんとなく自分自身に焦点をあててアニメっぽく出来上がりました。自分らしく生きるのも、周りにあわせて生きるのも、実はどっちも同じくらい難しいんだろうね。とにかく最後に起き上がってソトに出る感じが歌いたかったんだろうなぁ、って今になって思います。

02. 彼女に似合う服
明るい曲で悲しい事を歌ってみたかった。その変なギャップが余計に切なさを増す気がしたのです。結果的に面白いものが出来た気がする。初めて12弦ギターを弾いたのも面白かった。

03. フクロウの恋
メレンゲ初期の楽曲。なんとなく入れたくなったんです。歌詞は今と比べて抽象的な部分が多いです。かゆいところに手が届きそうで届いてない感じ。アレンジは、なんとなくXTCをなんちゃって、でイメージして作った。

04. 君に春を思う
「愛してる」って言ってみたかったのです。その言葉はあまりにうさんくさくて仕方ないものだけど、時々すごい力を発揮する。まぁ後で「ありえないよな」って言う所で自分と折り合いをつけました。

05. アオバ
これはドラマの主題歌という事もあってその原作を読んでから作りました。
とにかくメレンゲなりのポップソングを作ってやろうとあれこれ企んで作りました。夢やら恋愛やらの大枠の中で、誰もがかなり共感出来る部分の多い歌詞なんじゃないの?って、自分で思う。

06. 8月、落雷のストーリー
雷の持ってる特徴みたいな所を初恋みたいなものに重ねてみました。
雷って音より先に光るでしょ?、で、何秒後かにドーンって。初恋ってそんなもんじゃないかしら。

07. 東京
このタイトルで曲を作りたかった。この曲は、一回聴いた感じではロマンティックでキラキラしている印象が強いと思うけど、実はかなり歌詞の中にはドロドロした部分も含んでいます。そういう街なんではないでしょうか。東京って。

08. ゴミの日
普段生活していて感じる不安とか、お茶の間でニュースを観て思う無責任な感情やらの、そういう類いの歌にしてみた。
シンセがうまく入れられたので満足です。

09. バスを待っている僕ら
なんとなくサヨナラでも愛してるでもない中途半端な状況を歌にしてみたかった。片思いの男心ってやつかなぁ。

10. ヘビ坂
この曲は昔からあったけど何となく片隅に追いやられていた曲。今更作り直したくなって作りました。
ヘビ坂というのが自分の実家の方にあって何となくその名前で物語を作ってみたかったのです。

11. すみか
この曲はストーリーがとても気に入ってます。だって「砂の町」ってみんな一度は作ったりした事ないですかねぇ。僕の歌詞は1番のAメロとかからサビを経て、2番になったときに物語の中で時間が経ってる感じが多い。そういうのが好きなんです。大人になった自分の持ってる少年性みたいなのをうまく出せたんじゃないでしょうか。 悲しい曲じゃないのに切ない曲です。
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