1958年12月20日生まれ。ユタ州ソルトレイク・シティの出身でコネチカットとニューヨークで育つ。79年にロサンゼルスに移ってからは、コマーシャル・ライターとしてまず成功を納め、次いでボズ・スキャッグス、ジャクソンズ、ディオンヌ・ワーウィック、カーラ・ボノフの公演活動に参加。さらに、スモーキー・ロビンソン、ゴスペルのアンドレ・クロウチ、ザ・ホーキンズ・ファミリー、ジョン・リー・フッカー、ホセ・フェリシアーノのレコーディング・セッションにも参加した。
1982年から83年にかけてはリッキー・リー・ジョーンズのミュージカル・ディレクターとして活動を共にする。彼女の3枚目のアルバム『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』で、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の伴奏を手掛けているのは、他ならぬ彼である。次いで、チャカ・カーンのバックをつとめ、84年の来日公演にも参加している。
彼は、本作『シティ・ウォーキン』をリリース後、88年にカーラ・ボノフと「オール・ウォーク・アローン」（アルバム『ニュー・ワールド』に収録）を共作。89年にはボニー・レイットの『ニック・オブ・タイム』で「クライ・オン・マイ・ショルダー」を書き下ろしている。
そして、90年にはセカンド・ソロ作『MICHAEL RUFF』をリリース。「熱い想い」をピアノの弾き語りで再収録している。また、91年にはヒューイ・ルイス＆ザ・ニュースの『ハード・アト・プレイ』の「ザッツ・ノット・ミー」も手掛けた。