Michael Sanderlingミヒャエル・ザンデルリンク
Discography
Brahms: Complete Symphonies / ブラームス:交響曲全集(日本語解説書付)【輸入盤】
Brahms: Complete Symphonies / ブラームス:交響曲全集(日本語解説書付)【輸入盤】
2023.04.07 発売/5419.748237
遅めのテンポ、大きなうねり、濃厚なロマンティックさ! 最近の演奏とは大きく異なる、重厚なブラームス像を作り出した、ミヒャエル・ザンデルリンク&ルツェルン交響楽団による交響曲全集
ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き
【収録予定曲】(内は演奏時間)
ブラームス:
Disc1 交響曲第1番 ハ短調 Op.68
(17:14/ 9:48/ 5:02/ 17:31)
Disc2 交響曲第2番 ニ長調 Op.73
(20:59/ 10:00/ 5:15/ 10:03)
Disc3 交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
(14:30/ 9:04/ 5:30/ 9:17)
Disc4 交響曲第4番 ホ短調 Op.98
(14:33/ 12:16/ 6:40/ 11:11)
Disc5 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調Op.25[シェーンベルク編曲版]
【演奏】
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)
ルツェルン交響楽団
【録音】
2022年6月23-25日(第1番)、2月7-12日(第2番)、10月12-14日(第3番)
2021年9月7-9日(第4番)、2022年11月28日- 12月7日(ピアノ四重奏曲)
ルツェルン交響楽団オーケストラハウス
ミヒャエル・ザンデルリンク&ルツェルン交響楽団による、交響曲レパートリーとしての最初のワーナー・クラシックスからのリリースは、ブラームスの 4 つの「交響曲」と、シェーンベルクのオーケストレーションによる「ピアノ四重奏曲第1番ト短調」となります。1805 年に設立されたルツェルン交響楽団 (Luzerner Sinfonieorchester) は、スイスで最も古いオーケストラであり、ルツェルンの素晴らしい湖畔のコンサートホールであるルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)のレジデント・オーケストラです。ブラームスとルツェルンの間には重要な個人的なつながりがあります。ロベルト・シューマンの死後、クララ・シューマンと一緒に1 回、父親と一緒にもこの街を訪れました。
ミヒャエル・ザンデルリンクは、「スイスの中心都市であるルツェルンという場所は、ブラームスとのつながりを生み出します。 山に近く、美しいルツェルン湖に面している…ブラームスの交響曲にそれを聞くことができます。 彼の自然への愛、空気の純粋さが聞こえてきます。 そして彼の交響曲第 1 番では、ブラームスがスイスで初めて聞いたアルプホルンの音を聞くことができると思います。だからこそ、ルツェルン交響楽団にとっても、私にとっても、ブラームスの感情の感覚を引き出すことが出来ました。私はこのオーケストラと一緒に仕事をするのが大好きです。彼らの奏者は非常に素早く、非常に知的に、非常に進んで、そして非常に感情豊かに演奏します。どのオーケストラにとっても、ブラームスの交響曲の録音はマイルストーンであり、その歴史の中で少なくとも一度は起こるべきことです。」と語っています。
ルツェルン交響楽団による交響曲作品の録音は非常に少なく、今回200 年以上の歴史を経て、ルツェルン交響楽団への新たな展望として、特に後期ロマン派の交響曲のレパートリーが注目を浴びてきています。最近の演奏はピリオド解釈も入りつつのテンポも速めの「推進力に富む魅力的な柔軟性」という表現のものが多い中、このM・ザンデルリンクの演奏は少し前までのブラームスの演奏のように「重厚なサウンドで濃厚なロマンを描く」という表現が合っているかも知れません。しかしヴァイオリンの艶やかなサウンド、管楽器との対比はここで新しく見いだされたもの。それはこの遅めなテンポと、所々に入るアゴーギクによる大きな呼吸で表現が可能となったものでしょう。通常余白に入る管弦楽作品「悲劇的序曲」「大学祝典序曲」などは無く、ここではシェーンベルク編曲版の「ピアノ四重奏曲第1番ト短調」が収録されている点も彼らしいところ。大注目の演奏録音です。
ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書、帯付き。
日本語解説書には、山崎 浩太郎氏による書き下ろし解説、ドイツの音楽ジャーナリストであるヤン・ブラッハマンによるブラームスとルツェルンの関係についての解説の日本語訳を掲載。
[ミヒャエル・ザンデルリンク]
1967年、東ベルリン生まれ。幼少期よりチェロの手ほどきを受け、音楽の道を志す。チェリストとして数々のコンクールで賞を受賞し、ミュンヘンARD国際音楽コンクールで好成績を収め、わずか19歳でクルト・マズアに認められ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ベルリン放送交響楽団の首席チェリストに就任。また、ソリストとしても、トップレベルのオーケストラと共演を行う一方、室内楽奏者としても活躍。2001年より指揮者としての活動をはじめすぐに頭角を現し、欧米の主要オーケストラに客演し、カンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任(2006-2010)。ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2011-2019)を務め、「西洋音楽の根幹のひとつである交響曲の完成者と終結者」として独自の視点から組み合わせた「ベートーヴェンとショスタコーヴィチの交響曲」は、世界的に高い評価を得ている。2021/2022シーズンからは、ルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めている。
EAN: 5054197482373
【収録予定曲】(内は演奏時間)
ブラームス:
Disc1 交響曲第1番 ハ短調 Op.68
(17:14/ 9:48/ 5:02/ 17:31)
Disc2 交響曲第2番 ニ長調 Op.73
(20:59/ 10:00/ 5:15/ 10:03)
Disc3 交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
(14:30/ 9:04/ 5:30/ 9:17)
Disc4 交響曲第4番 ホ短調 Op.98
(14:33/ 12:16/ 6:40/ 11:11)
Disc5 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調Op.25[シェーンベルク編曲版]
【演奏】
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)
ルツェルン交響楽団
【録音】
2022年6月23-25日(第1番)、2月7-12日(第2番)、10月12-14日(第3番)
2021年9月7-9日(第4番)、2022年11月28日- 12月7日(ピアノ四重奏曲)
ルツェルン交響楽団オーケストラハウス
ミヒャエル・ザンデルリンク&ルツェルン交響楽団による、交響曲レパートリーとしての最初のワーナー・クラシックスからのリリースは、ブラームスの 4 つの「交響曲」と、シェーンベルクのオーケストレーションによる「ピアノ四重奏曲第1番ト短調」となります。1805 年に設立されたルツェルン交響楽団 (Luzerner Sinfonieorchester) は、スイスで最も古いオーケストラであり、ルツェルンの素晴らしい湖畔のコンサートホールであるルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)のレジデント・オーケストラです。ブラームスとルツェルンの間には重要な個人的なつながりがあります。ロベルト・シューマンの死後、クララ・シューマンと一緒に1 回、父親と一緒にもこの街を訪れました。
ミヒャエル・ザンデルリンクは、「スイスの中心都市であるルツェルンという場所は、ブラームスとのつながりを生み出します。 山に近く、美しいルツェルン湖に面している…ブラームスの交響曲にそれを聞くことができます。 彼の自然への愛、空気の純粋さが聞こえてきます。 そして彼の交響曲第 1 番では、ブラームスがスイスで初めて聞いたアルプホルンの音を聞くことができると思います。だからこそ、ルツェルン交響楽団にとっても、私にとっても、ブラームスの感情の感覚を引き出すことが出来ました。私はこのオーケストラと一緒に仕事をするのが大好きです。彼らの奏者は非常に素早く、非常に知的に、非常に進んで、そして非常に感情豊かに演奏します。どのオーケストラにとっても、ブラームスの交響曲の録音はマイルストーンであり、その歴史の中で少なくとも一度は起こるべきことです。」と語っています。
ルツェルン交響楽団による交響曲作品の録音は非常に少なく、今回200 年以上の歴史を経て、ルツェルン交響楽団への新たな展望として、特に後期ロマン派の交響曲のレパートリーが注目を浴びてきています。最近の演奏はピリオド解釈も入りつつのテンポも速めの「推進力に富む魅力的な柔軟性」という表現のものが多い中、このM・ザンデルリンクの演奏は少し前までのブラームスの演奏のように「重厚なサウンドで濃厚なロマンを描く」という表現が合っているかも知れません。しかしヴァイオリンの艶やかなサウンド、管楽器との対比はここで新しく見いだされたもの。それはこの遅めなテンポと、所々に入るアゴーギクによる大きな呼吸で表現が可能となったものでしょう。通常余白に入る管弦楽作品「悲劇的序曲」「大学祝典序曲」などは無く、ここではシェーンベルク編曲版の「ピアノ四重奏曲第1番ト短調」が収録されている点も彼らしいところ。大注目の演奏録音です。
ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書、帯付き。
日本語解説書には、山崎 浩太郎氏による書き下ろし解説、ドイツの音楽ジャーナリストであるヤン・ブラッハマンによるブラームスとルツェルンの関係についての解説の日本語訳を掲載。
[ミヒャエル・ザンデルリンク]
1967年、東ベルリン生まれ。幼少期よりチェロの手ほどきを受け、音楽の道を志す。チェリストとして数々のコンクールで賞を受賞し、ミュンヘンARD国際音楽コンクールで好成績を収め、わずか19歳でクルト・マズアに認められ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ベルリン放送交響楽団の首席チェリストに就任。また、ソリストとしても、トップレベルのオーケストラと共演を行う一方、室内楽奏者としても活躍。2001年より指揮者としての活動をはじめすぐに頭角を現し、欧米の主要オーケストラに客演し、カンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任(2006-2010)。ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2011-2019)を務め、「西洋音楽の根幹のひとつである交響曲の完成者と終結者」として独自の視点から組み合わせた「ベートーヴェンとショスタコーヴィチの交響曲」は、世界的に高い評価を得ている。2021/2022シーズンからは、ルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めている。
EAN: 5054197482373