Michael Bubléマイケル・ブーブレ
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マイケル・ブーブレ、直筆のアルバムに関してのライナーノーツ全文公開
2013.4.10
マイケル・ブーブレ、直筆のアルバムに関してのライナーノーツ
これは今までで最高傑作だと思うんだ。もちろんどのアーティストもニュー・アルバムが出るときにそう言うことはわかっているけど、今度は本当さ。誓うよ。僕の母に、聞いてもらってもいい。でも僕の言葉や母の言葉を鵜呑みにしないで。アルバムを聴いてもらえれば、僕が心から真実を言っていることがわかるはずさ。僕はあなたを、愛、さまざまな形の愛についての素敵な旅へと導きたい。このアルバムはスウィングするし、ロックするし、ソウルフルだし、とても楽しいんだ。時に少し悲しく、ロマンティックで、美味で、心からのものだよ。
僕が過去10年間の成功を当然のものとして、受け取っていると思うの?僕は一夜で成功をしたわけじゃない。だから僕のファンにもっと素敵なものを届けたいんだ。今回はもっと新しいものをね。信じてよ。僕はずっと座り込んでいたわけじゃない。前のアルバムより良いものを作るために、すべての曲に、すべての音に、すべてのアレンジに、精を出して取り組んだんだ。おかげで僕は今とてもハッピーだし、ソングライターとして、偉大な曲の解釈者として、成長したと感じるんだ。『トゥ・ビー・ラヴド』においては、より制作の自由を手にしたし、宝石を見つけるために、リスクを取ったし、探求を重ねたんだ。
まず初めに4曲を書いた。前のレコードの2倍だよ。もう一度、僕のいつもの偉大な共作者、音楽ディレクターのアラン・チャン、エイミー・フォスター・ギレス、ジャン・アーデンと。さらに、同じカナディアンで、偉大なブライアン・アダムスと共作をしたんだ。僕が初めて買ったアルバムがブライアン・アダムスの1985年リリースの『レックレス』なんだ。彼は僕にとってヒーローだし、彼と共作して一緒にスタジオに入って、「アフター・オール」をレコーディングすることがどれだけスリリングが想像してみて欲しいな。
ファースト・シングルの「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」を僕はアンチ・ラヴ・ソングと呼んでいて、恋愛リベンジ・ソングと言ってもいいかもしれない。とてもハッピーな曲に聞こえるかもしれないけど、注意深く聞くと僕も含め、振られたことのある人すべてに捧げる曲で、結局は振られたことは素晴らしいことだったと気づくというものなんだ。だって振られると、人生がどれだけ素晴らしいかということを忘れがちだからね。僕は恋愛関係ではダメな男で、いつも振られる方だから、分かるんだよ。僕はこの曲で恋愛の良いところと悪いところを描いているんだ。僕が誇りに思うもうひとつの共作曲は「クローズユア・アイズ」だ。僕が妻について書いた曲、そして僕の姉妹、僕の母、僕の祖母やこの世のすべての女性の力について書いた曲だ。だって、彼女たちなしでどうしたらいいんだ。同意しない男たちもいるかもしれないけど、僕ら男はそんなに強くないと思うんだ。「アイ・ガット・イット・イージー」はもう一曲のオリジナルで、自分の恩恵を数えながら、自分がいかに幸せかを思い出している。誰もが人生のすべての良き部分に感謝すべきだ。僕はとても幸せな男で、決してそれを忘れはしないよ。
スタンダード曲の選曲に関してだけど、僕は長年愛し、僕を長年鼓舞してくれたアーティストの曲をカヴァーしたかった。ビー・ジーズの「トゥ・ラヴ・サムバディ」、ジャクソン5の「フーズ・ラヴィン・ユー」、タイトル曲の「トゥ・ビー・ラヴド」はもともとジャッキー・ウィルソンによって、レコーディングされたものだ。これらは僕が長年大好きな曲で、これらの曲がいかに時間を超越するものであるかを、みなさんに聞いて感じ取ってもらい、新たな世代に紹介するのはとてもエキサイティングだ。僕はエルヴィス・プレスリーに関しての崇拝を何年も口にしているので、「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」には大きな愛を注いだ。
僕はリース・ウィザースプーンの長年のファンで、映画での彼女のジューン・カーター・キャッシュとしてのパフォーマンスは素晴らしいと思っていた。彼女がナンシーとフランク・シナトラの名曲「サムシング・ストゥーピッド」を僕と共演することを承諾したことに、信じられないくらいわくわくしている。彼女と共演するのは夢のようだったし、僕らは曲の出来にとても満足している。いつか彼女が僕と一緒にステージで一緒に歌ってくれるといいな。僕はときどきまだ10歳の気分だし、曲の感傷的な部分が好きだから、偉大なランディー・ニューマンの、映画“トイ・ストーリー"からの曲「ユーヴ・ガット・ア・フレンド・イン・ミー」をレコーディングした。このメッセージに共感できない人いる?年齢なんて関係ないよ。
「ネヴァーザレス」はこのアルバムで最も美しい曲のひとつ。偉大なザ・プッピーニ・シスターズにとても助けられた。彼女たちのハーモニーは気絶モノだから、気をつけたほうがいい。「カム・ダンス・ウィズ・ミー」はワイルドで、バンドと一緒にステージで、歌うのが待ちきれない。きっとショウが中断するくらい盛り上がるだろうね。僕のファンが通路で踊っている姿が目に浮かぶよ。これを聴いたら、きっと座っていられないよ。それが僕の狙いなんだ。
僕のアルバムは「ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・ヤング」で始まり、名曲「ヤング・アット・ハート」で終わる。これらの曲の感傷とメッセージは似ている。「ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・ヤング」は僕が今までにレコーディングしたなかで最もハッピーな曲の一つ。僕らはスウィングのアレンジにした。純粋な喜びがあふれている。僕はこの曲を長年歌ってきたけど、初めて親になろうとしているから、新たな意味が加わったんだ。「ヤング・アット・ハート」は僕からミスター・シナトラへの手紙、初期コロンビア・レコード時代の彼への。僕はこのヴァージョンで彼に敬意を示そうとしているし、まだアルバムを最初から最後まで聴いてくれる人にも、敬意を示したい。音楽が終わるとき、あなたにメッセージを残せたら、僕はうれしい。それはすべて希望に関して。人生は日々エキサイティングになり、愛はあなたの心にあるかあなたに向っている。僕はこれを人生に関しての完璧な哲学と呼んでいる。
これらの曲は僕のパートナー、ボブ・ロックの力なしでは完成しなかった。彼は素晴らしいプロデューサーで1,000%毎日レコーディングで力を出してくれた。さらに特別な感謝をヴァーカルのタレント集団、ナチュラリー7、ザ・プッピーニ・シスターズ、ザ・ダップキングスに。僕が求める完璧なサウンドを作るのに力を貸してくれた。
ここまで読んでくれたか分からないけど、時間を取ってくれてありがとう。僕は書くより歌ったほうがいいってことは分かっているけど、僕が『トゥ・ビー・ラヴド』で、成し遂げたことを少しでも知ってほしかったんだ。このレコードを気に入ってくれたら、うれしい。またライヴ会場で会おう。愛をこめて、マイケル。
これは今までで最高傑作だと思うんだ。もちろんどのアーティストもニュー・アルバムが出るときにそう言うことはわかっているけど、今度は本当さ。誓うよ。僕の母に、聞いてもらってもいい。でも僕の言葉や母の言葉を鵜呑みにしないで。アルバムを聴いてもらえれば、僕が心から真実を言っていることがわかるはずさ。僕はあなたを、愛、さまざまな形の愛についての素敵な旅へと導きたい。このアルバムはスウィングするし、ロックするし、ソウルフルだし、とても楽しいんだ。時に少し悲しく、ロマンティックで、美味で、心からのものだよ。
僕が過去10年間の成功を当然のものとして、受け取っていると思うの?僕は一夜で成功をしたわけじゃない。だから僕のファンにもっと素敵なものを届けたいんだ。今回はもっと新しいものをね。信じてよ。僕はずっと座り込んでいたわけじゃない。前のアルバムより良いものを作るために、すべての曲に、すべての音に、すべてのアレンジに、精を出して取り組んだんだ。おかげで僕は今とてもハッピーだし、ソングライターとして、偉大な曲の解釈者として、成長したと感じるんだ。『トゥ・ビー・ラヴド』においては、より制作の自由を手にしたし、宝石を見つけるために、リスクを取ったし、探求を重ねたんだ。
まず初めに4曲を書いた。前のレコードの2倍だよ。もう一度、僕のいつもの偉大な共作者、音楽ディレクターのアラン・チャン、エイミー・フォスター・ギレス、ジャン・アーデンと。さらに、同じカナディアンで、偉大なブライアン・アダムスと共作をしたんだ。僕が初めて買ったアルバムがブライアン・アダムスの1985年リリースの『レックレス』なんだ。彼は僕にとってヒーローだし、彼と共作して一緒にスタジオに入って、「アフター・オール」をレコーディングすることがどれだけスリリングが想像してみて欲しいな。
ファースト・シングルの「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」を僕はアンチ・ラヴ・ソングと呼んでいて、恋愛リベンジ・ソングと言ってもいいかもしれない。とてもハッピーな曲に聞こえるかもしれないけど、注意深く聞くと僕も含め、振られたことのある人すべてに捧げる曲で、結局は振られたことは素晴らしいことだったと気づくというものなんだ。だって振られると、人生がどれだけ素晴らしいかということを忘れがちだからね。僕は恋愛関係ではダメな男で、いつも振られる方だから、分かるんだよ。僕はこの曲で恋愛の良いところと悪いところを描いているんだ。僕が誇りに思うもうひとつの共作曲は「クローズユア・アイズ」だ。僕が妻について書いた曲、そして僕の姉妹、僕の母、僕の祖母やこの世のすべての女性の力について書いた曲だ。だって、彼女たちなしでどうしたらいいんだ。同意しない男たちもいるかもしれないけど、僕ら男はそんなに強くないと思うんだ。「アイ・ガット・イット・イージー」はもう一曲のオリジナルで、自分の恩恵を数えながら、自分がいかに幸せかを思い出している。誰もが人生のすべての良き部分に感謝すべきだ。僕はとても幸せな男で、決してそれを忘れはしないよ。
スタンダード曲の選曲に関してだけど、僕は長年愛し、僕を長年鼓舞してくれたアーティストの曲をカヴァーしたかった。ビー・ジーズの「トゥ・ラヴ・サムバディ」、ジャクソン5の「フーズ・ラヴィン・ユー」、タイトル曲の「トゥ・ビー・ラヴド」はもともとジャッキー・ウィルソンによって、レコーディングされたものだ。これらは僕が長年大好きな曲で、これらの曲がいかに時間を超越するものであるかを、みなさんに聞いて感じ取ってもらい、新たな世代に紹介するのはとてもエキサイティングだ。僕はエルヴィス・プレスリーに関しての崇拝を何年も口にしているので、「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」には大きな愛を注いだ。
僕はリース・ウィザースプーンの長年のファンで、映画での彼女のジューン・カーター・キャッシュとしてのパフォーマンスは素晴らしいと思っていた。彼女がナンシーとフランク・シナトラの名曲「サムシング・ストゥーピッド」を僕と共演することを承諾したことに、信じられないくらいわくわくしている。彼女と共演するのは夢のようだったし、僕らは曲の出来にとても満足している。いつか彼女が僕と一緒にステージで一緒に歌ってくれるといいな。僕はときどきまだ10歳の気分だし、曲の感傷的な部分が好きだから、偉大なランディー・ニューマンの、映画“トイ・ストーリー"からの曲「ユーヴ・ガット・ア・フレンド・イン・ミー」をレコーディングした。このメッセージに共感できない人いる?年齢なんて関係ないよ。
「ネヴァーザレス」はこのアルバムで最も美しい曲のひとつ。偉大なザ・プッピーニ・シスターズにとても助けられた。彼女たちのハーモニーは気絶モノだから、気をつけたほうがいい。「カム・ダンス・ウィズ・ミー」はワイルドで、バンドと一緒にステージで、歌うのが待ちきれない。きっとショウが中断するくらい盛り上がるだろうね。僕のファンが通路で踊っている姿が目に浮かぶよ。これを聴いたら、きっと座っていられないよ。それが僕の狙いなんだ。
僕のアルバムは「ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・ヤング」で始まり、名曲「ヤング・アット・ハート」で終わる。これらの曲の感傷とメッセージは似ている。「ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・ヤング」は僕が今までにレコーディングしたなかで最もハッピーな曲の一つ。僕らはスウィングのアレンジにした。純粋な喜びがあふれている。僕はこの曲を長年歌ってきたけど、初めて親になろうとしているから、新たな意味が加わったんだ。「ヤング・アット・ハート」は僕からミスター・シナトラへの手紙、初期コロンビア・レコード時代の彼への。僕はこのヴァージョンで彼に敬意を示そうとしているし、まだアルバムを最初から最後まで聴いてくれる人にも、敬意を示したい。音楽が終わるとき、あなたにメッセージを残せたら、僕はうれしい。それはすべて希望に関して。人生は日々エキサイティングになり、愛はあなたの心にあるかあなたに向っている。僕はこれを人生に関しての完璧な哲学と呼んでいる。
これらの曲は僕のパートナー、ボブ・ロックの力なしでは完成しなかった。彼は素晴らしいプロデューサーで1,000%毎日レコーディングで力を出してくれた。さらに特別な感謝をヴァーカルのタレント集団、ナチュラリー7、ザ・プッピーニ・シスターズ、ザ・ダップキングスに。僕が求める完璧なサウンドを作るのに力を貸してくれた。
ここまで読んでくれたか分からないけど、時間を取ってくれてありがとう。僕は書くより歌ったほうがいいってことは分かっているけど、僕が『トゥ・ビー・ラヴド』で、成し遂げたことを少しでも知ってほしかったんだ。このレコードを気に入ってくれたら、うれしい。またライヴ会場で会おう。愛をこめて、マイケル。