Michael Bubléマイケル・ブーブレ

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ラスベガスのステージでトロンボーンを演奏!?

2007.8.8

ニュー・アルバム『コール・ミー・イレスポンシブル』が発売となり、引き続き好調のマイケル・ブーブレ。シングル「エヴリシング~きみのすべてに恋してる」もヒット中です。
さて、今週はラスベガス・ライヴ・レポートの第2回です。
ショウはつづいて1stアルバムに入っていたヴァン・モリソンのカヴァー「ムーンダンス」へ。この曲がおわり、マイケルがステージのバンド・メンバーの紹介。「こんなむさくるしい男達とずっとツアー・バスで一緒なんて」と言いながら、彼は心底うれしそう。そして、バンドだけでファンキーなインスト・ナンバーが演奏された。それからマイケルはオフ・ステージへ。演奏が終わると、トロンボーン・プレイヤーのジャスティン・レイがステージの中央へ。彼がマイケルの物まねをステージですると観客は大うけ。調子に乗ったジャンスティンは「マイケルはちょっと過大評価されてるよね」なんて冗談を言うと、さらに観客は大うけ。さらに調子に乗ったジャスティンはピアノのアラン・チャンの伴奏に合わせ、「トライ・ア・リトル・テンダネス」を歌い始める。これがけっこううまくて、さらに観客は大うけ。「おいおいどうなってるんだよ」という感じで、我慢しきれなくなったマイケルがステージに再びステージ登場すると、一旦曲が止まり、マイケルはトロンボーンを受け取って、再び「トライ・ア・リトル・テンダネス」がプレイされる。マイケルがトロンボーンの演奏をつけると、これがけっこううまく、観客は大うけ、ただ照明が明るくなると、もう一人のトロンボーン・プレイヤーが吹いていたというオチがついて、観客は大笑いというコントも飛び出した。つづいてはスツールに座ったマイケルがアランのピアノに合わせ、しっとり歌ったのが「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」、そして続く曲は「ホーム~きみのもとへ帰りたい」で、このピアノのイントロがはじまると、拍手喝采が始まったのが、印象的だった。ホーン・セクションをフィーチャーした「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ」有名な曲なので、うけも上々であった。
(第3回に続く)

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