プラッソンのフランス音楽ディスコグラフィ・シリーズ ショーソン、デュカス、ラヴェルなど現代のフランス楽派に計り知れない影響を与えたとされるシャブリエの作品集、1987-1989年録音。

プラッソンのフランス音楽ディスコグラフィ・シリーズ 「交響曲」はプラッソンがまだ40代前半だった頃の録音。プラッソンは、このときすでに手兵のトゥールーズ・カピトール管から色彩豊かな音を引き出し、情熱が感じられます。「祭りの夕べ」や「ヴィヴィアンヌ」とともにショーソンが短い人生に残した魅力的なオーケストラ作品を収録、1976-1986年録音。

プラッソンのディスコグラフィ・シリーズ　永年トゥールーズ管との間に多くの録音を旧EMIに残しているが、取り上げられる機会の少ないジョゼフ＝ギィ・ロパルツ(1864-1955)の交響曲第3番の世界初録音だったもの。自然への讃歌を合唱団とソロ歌手を交えて繰り広げる作品で、フランソワーズ・ポレ（ソプラノ）と自身最初期の録音であるナタリー・シュトゥッツマン（メゾ・ソプラノ）が参加、1985年録音。  

フランクの傑作と評価される「贖罪」は、歌劇、交響詩、オラトリオの混合ともいえる美しく、かつ特別な作品。プラッソンの指揮による録音はユリア=モンゾンを起用し、フランクが削除したテキスト文をフランスの名優、ウィルソンのナレーションで取り込んだ貴重な収録、1993-1995年録音。

プラッソンのフランス音楽録音シリーズ クラウスとマルフィターノの魅力的な組み合わせによるプラッソンの「ロメオとジュリエット」の最初の収録は今なお有力な評価を誇る。1983年録音。

ナタリー・デセイの十八番でもある『ラクメ』の魅力を伝えた決定盤とも言われる名盤

名曲「オルガン付き」交響曲に加えて、レアな2作を収録。交響的スケッチ「誓い」はウジェーヌ・ブリュ―の神秘的な舞台作品の音楽。交響曲と同様にオルガンと管弦楽のための「糸杉と月桂樹」は第1次大戦の勝利を祝う作品。1995年録音。

バレエ音楽シリーズ　 「パラード」（1917年初演）と「本日休演」（1924年初演）はそれぞれパリの芸術界にセンセーションを巻き起こした。前者はコクトー、マシーン、ピカソといった大物が参画した初演は大スキャンダルを起こし、後者のシュールなスキャンダルとなった。サティの他のバレエ作品や、ピアノ名曲のドビュッシーやプーランクによる管弦楽編を纏めて収録、1988年録音。  

「動物の謝肉祭」はサン=サーンス作品中最も有名な作品で、プラッソン指揮によるトゥールーズ・カピトール管の主要メンバーにスター・ピアニストのルディとバルトを加えた編成による収録。この録音の『水族館』はカンヌ映画祭の各上映前の開始ヴィデォで使用されている。フランスの俳優、ランベール・ウィルソンのフランス語版ナレーションによる「ピーターと狼」を併録、1992年録音。

当代の6人のスター歌手による、ラヴェルの歌曲をほぼ完全に網羅したアルバム、ダルトン・ボールドウィン（ピアノ）、ミシェル・プラッソン指揮との共演録音。1981 & 1983年録音。