ミッシーは１９２０年代風のジューク・ジョイント（ジュークボックスがあるようなバー）でヴィンテージ・マイクを前に歌う彼女の姿をフィーチャーし、
ある意味予想を裏切る（？）路線でファンを驚かせたアルバムのアートワークに関して最近のインタビューでこう答えています。
「自分のルーツに戻っている事を、みんなに見て分かるような形にしたかったのよ。
ヒップホップだけじゃなくって、それ以前にまで遡っている事をね。
私たちの先祖は線路の上で汗を流していた時も、誰かのキッチンで料理していた時も、いつも歌っていたんだわ。」
さらにミッシーは今までやった事がなかったから、という理由でモノクロ～セピア調にしたかったとか。
「今までの私のアルバム・ジャケットって、フル・カラーでちょっと煩い感じだったのね。
モノクロって、強い主張があるように思うのよ。
アルバム・タイトルの"ザ・クックブック"は、２枚と同じアルバムはない、っていう私の気持ちを表したもの。
どのアルバムにも独特のスパイスとハーブ使いがあるってわけ。
どのアルバムもそれぞれホット・アルバムになるための独自なレシピに基づいて出来ているのよ。」