日本初CD化作品。 ジョン・ルイスとガンサー・シュラーが中心になって推進されたサード・ストリーム・ミュージック。ドイツ交響楽団との共演による演奏を披露した異色の名盤。

『シェリフ』の表題曲と同一セッションの4曲に、イタリアとハンガリーのカルテットによる現代音楽、民族音楽的な演奏を合わせたMJQの意欲作。

MJQの名前を決定的なものとしたアトランティック移籍第1弾。 バロック音楽の流れを汲むジョン・ルイスの音楽性とブルース&ソウルを基調としたジャクソンが見事なコントラストを描く。

ジョン・ルイスがガンサー・シュラーと組んで「ジャズの未来」を模索した歴史的秀作。最初の2曲はジュフリー、ホールが参加。後半の2曲はストリングス・カルテットとの共演。残る1曲は、管弦楽器群と現代音楽風のアプローチも披露する。

1960年春、北欧を巡演した時に記録された初のライヴ盤。それまでの成果を集大成したような選曲で、聴き応え十分。

1960年春のスカンジナヴィア訪問時に収録されたライヴ名盤第2弾。録音のよさでも定評のある1枚。

アトランティック復帰第1弾。ハープシコードでバロック色を打ち出すなど、知的で清楚なサウンドが評判を集めたグループ後期の傑作。

ジュフリーをゲストに迎えた初期の名盤。知的に抑制されたグループ・サウンドと、素朴なクラリネットの調和がそこはかとなく美しい。

高貴な音楽性、不滅のサウンドを誇るグループ結成20周年記念盤。8ビートも効果的に使い、新鮮さを打ち出した真の名作。

秀逸なジャケット・デザイン、極めつけのバラード・メドレー、ソニー・ロリンズがゲストで加わった2曲で定評あるMJQの人気盤。 収録は1958年8月マサチューセッツ州レノックス。全編にわたって見事な構成美と高い完成度を誇る演奏を展開している。

物憂げな曲想で知られるオーネットの名曲をカヴァーしたMJQ1962年の傑作。躍動感溢れる 「アニマル・ダンス」 や情感豊かなバラード 「ニューヨーク19」 、映画音楽をコンボ用に再編曲した 「ラム・レパード」 など話題曲も多数収録。レギュラー・グループとしての発展と成長を記録した名盤。