Motorheadモーターヘッド
Profile
- レミー・キルミスター ─ Bass / Vocals
- フィル・キャンベル ─ Guitar
- ミッキー・ディー ─ Drums
1975年、英国で結成されたモーターヘッドは、デビューから現在まで、実に40年に亘り一貫して大音量かつハイスピードのサウンドを追求してきた。リーダーのレミー・キルミスターのキャラクターとカリスマ性、そしてハードでハイスピード、そしてパンキッシュな音楽性は、後のスラッシュ・メタル、ハードコア・パンクにも大きな影響を与えている。
彼らの長いキャリアにおける第一のピークとも呼べるのが、“ファスト”・エディ・クラーク(ギター)、フィルシー・“アニマル”・テイラー(ドラムス)を擁し、『エース・オブ・スペーズ』をはじめ、いくつかのアルバム、シングルを全英トップ40に送り込み、傑作ライヴ・アルバム『ノー・スリープ・ティル・ハマースミス』をリリースした1970年代後半から1980年代前半である、と言えるだろう。
1982年にエディ・クラークが脱退、後任に元シン・リジィのブライアン・ロバートソンを迎えたが、その後フィル・キャンベル、ワーゼルを起用し、4人編成に。この時代の代表曲が、シングル「キルド・バイ・デス」であろう。
その後は、何度かメンバー・チェンジを繰り返しながらも、その大音量かつハイスピードなモーターヘッド・サウンドは一貫して変わらず。1995年からは再びトリオ編成に戻り、今もなお精力的に活動を続けている。そして2015年、結成40周年となる節目の年に、彼らは通算22作目となるスタジオ・アルバム『バッド・マジック』を発表する。最新作発売直前となる7月にはFUJI ROCK FESTIVALへの出演も決定。