2007年6月16日（土）、17日（日）の週末、MUSEはリニューアルされたウェンブリー・スタジアムで、15万人を動員した2回ものソールド・アウト公演を再現した、CD+DVD（2枚組）が4月9日（水）発売！！DVDには6月17日（日）のショウが約９０分、CDにはスタジアム初日、16日（土）のショウの模様が収められています。さて、今日は、タイトルの『HAARP』について少々ご説明を。”HAARP”というのは、”High Frequency Active Auroral Research Program”の略称で、日本語に訳すと、高周波活性オーロラ調査プログラム。アメリカ合衆国で行われている高層大気研究プロジェクトのことですが、マット・ベラミー曰く、ニコラ・ステラという人が発明した装置で、アメリカ政府がアラスカに設置。あれは武器だという人もいれば、通信機器だという人もいて、ちょっと謎めいたものなのだそうです。電離層（成層圏上部にある無線電波が反射される層）に高周波を送ることができる装置で、天候を操作することができるという仮説がたてられているらしいです。アルバム『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』のブックレットにもこの装置の写真は使われていて、今回のウェンブリー・スタジアムのステージ・デザインの原案にもなっったとのこと。陰謀説に着想を得たとも言えるし、巨大な通信機器、コミュニケーション機器を真似たとも言えると、マットは語っています。そんな、ミューズは、今週４月１２日（土）、ロンドンのRoyal Albert Hallにて行なわれる、Teenage Cancer Trustのイベントに出演します。