MY CHEMICAL ROMANCEマイ・ケミカル・ロマンス

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蘇る!"ジャパン・ツアー”@横浜アリーナ(1日目) 編!

2011.2.16

横浜公演初日、週末ということもあって早くから会場にファンが集まっていて、
グッズの先行販売に長い列ができていた。
『デンジャー・デイズ』のグッズは『ザ・ブラック・パレード』のときよりもカラフルで、特に赤と白のストライプのマフラータオルを首にかけている人が目に付いた
。ファンの服装もぐっとカラフルになっていてかわいい。

横浜公演は、大阪と名古屋に比べると一気にスケールアップした大きなステージだったけれど、
バンドに向かって精一杯手をのばすオーディエンスひとりひとりの愛とエネルギーが、ステージと客席の距離をぐっと縮めて幸せな一体感を生んでいた。

この日ジェラルドは体調がすぐれず、大事をとるためにライヴ前のミート&グリートを欠席していたくらいだったのに、
大きな会場にふさわしいパワフルなパフォーマンスを見せてくれた。

“ハウス・オブ・ウルヴズ”の後でジャケットを脱いだときには寒くないのかと
心配したけれど、バンドとオーディエンス両方からの熱気がものすごくて、脱がずにいられなかったのもわかる気がする。
この日は、今回の日本ツアーで初めての“フェイマス・ラスト・ワーズ”が披露されて会場が大きく沸いた。
生き続けることを恐れない」と歌う前作のラスト曲で、人気の高い曲だけにひときわ大きな合唱が起こっていた。

“ヴァンパイア・マネー”の掛け合いでは、レイとフランクがそれぞれ答えた後、マイクがないマイキーにジェラルドが近寄ってマイクを向けて、
そして自分はいつもの「I think I’m alright」の代わりに今日は「I love Tokyo!」とアレンジ!

ライヴ中ジェラルドは何度も「ありがとう、トーキョー!」と言っていたけれど、やっぱりここはひとつ「ヨコハマ!」とも言ってほしかったような……。
それはともかく、レイとフランクもコーラスに参加して歌う“キッズ・フロム・イエスタデイ”ではバンドの絆に感動したし、
ジェラルドが「今年でバンドを始めて10年になるんだ。これまでずっと一緒にいてくれてありがとう」と言ったときには胸が熱くなった。

そしてアンコールは“ウェルカム・トゥ・ザ・ブラック・パレード”と“キャンサー”の2曲で、
これまでの公演でも最大の盛り上がりと静けさのコントラストが強烈だったエンディングが、こうして大きなステージで実現してまた一層感動的だった。


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