２００７年、年明け早々、マイ・ケミカル・ロマンスが日本上陸!ジャパン・ツアーの初日をZEPP TOKYO で飾りました!その初日を迎えるに至り、なんとハプニングが!ギタリストのフランク・イエロが来日したものの、急病で急遽帰国をせざるを得なくなってしまったのです!

急遽サポート・ギタリストが来日、無事ライヴは行われましたが、開演時間が２１：３０からに変更。そんなハプニングの中、多くのはファンは寒空の中Tシャツ１枚でライヴの開始を待機する姿が見受けられ、ファンの熱心さが感じられました。

ライヴはニュー・アルバム『ザ・ブラック・パレード』１曲目の「ジ・エンド」から始まり、「THE　BLACK PARADE」と書かれた黒い幕がバサーッと落ちてメンバーの姿が現れるという、ドラマチックな幕開けでスタート。最初からオーディエンスの熱狂的な歓声と、大合唱で会場は物凄い盛り上がり!３曲目、前作のシングル「アイム・ノット・オーケー」でさらに会場はヒート・アップ!そして６曲目にニュー・アルバムからのファースト・シングル「ウェル・カム・トゥ・ザ・ブラック・パレード」が始まるや否や、オーディエンスの盛り上がりは最高潮!まさに会場はドッカーン!といった盛り上がりに。途中、ヴォーカルのジェラルドのMCで「日本はとても美しい国!僕たちをずっと支えて来てくれた日本に感謝したい。ありがとう!」さらに親日家で日本の文化、アニメなのどに興味のあるジェラルドは「いつか住みたいと思っているんだ」と日本のファンへうれしいメッセージも。その後もセカンド・シングルとなるロック・ナンバー「フェイマス・ラスト・ワーズ」、マイケミのメンバーも気に入っているという曲「キャンサー」、そしてファースト・アルバムからのシングル「ヘレナ」など約８０分、ニュー・アルバムから９曲、全１５曲を披露。ハプニングにも関わらず、バンドは素晴らしい演奏で完璧なロック・ショウを見せてくれました。２００７年の最初を飾る感動のロック・ライヴでした。物凄い盛り上がりと大合唱、完璧なロック・ショウはマイケミらしく照明が一気に真っ暗になりブラック・アウトで幕を閉じました。

1/10(火) ZEPP TOKYO セット・リスト
(*印はニュー・アルバム『ザ・ブラック・パレード』からの楽曲)
1.The End*
2.Dead!*
3.I’m Not Okay
4.Cemetery Drive
5.Mama*
6.Welcome To The Black Parade*
7.I Don't Love You*
8.Thank You For The Venom
9.Teenagers*
10.Give Em Hell
11.House Of Wolves*
12.Famous Last Words*
13.You Know What They Do Guys Like Us In Prison
( encore)
14.Cancer*
15.Helena