Nattyナッティ

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パリで刺激を受け、創作意欲満々のナッティ

2009.3.6

ニティン・ソーニーのパリ公演から戻ってきたナッティ。パリでのライヴはアルハンブラというライヴ・ハウスだったのですが、ナッティ曰く、場所も観客も大変クールなライヴハウスだそうです。数ヶ月前にもパリに滞在したというナッティ。その時は街のアフリカ系移民が多数住む地区に泊まったそうですが、貧困や自己に対する嫌悪がまだ根強くはびこっている事実を目の当たりにして色々考えされられたそうです。特に彼が心を痛めたのは、肌の色を明るく見せようと、多くのアフリカ系の女性たちが肌を脱色しているということ。これに似たことは世界各地で起きているけど、とても悲しいことだとナッティは語っていますが、また一方、こうしたことに創作意欲が刺激されるのだと話してくれてます。現在ソングライティング魂に火がついているというナッティ。最近の活動の場はもっぱらスタジオ中心とのこと。これまでは1人でソングライティングを行うことが多かった彼ですが、今はフェイスレスやパオロ・ヌティーニらに曲を提供しているソングライター、マッティ・ベンブルックと一緒に仕事をしているそうです。ナッティにとって、こうした外部のソングライターと一緒に仕事をするのは新鮮で面白い経験だそう。何故なら、どんなヴァイブが生まれ、どんな曲が出来るのか全く想像が付かないからです。ナッティ本人もクリエイティブの面で、今ちょうど過渡期に入っているそうで、こうした刺激を受けることによってどんどん音楽の領域を広げていきたいと思っているそうです。

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