Neil Youngニール・ヤング

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ニール・ヤングが新作「リヴィング・ウィズ・ウォー」を緊急リリース!

2006.4.29

ニール・ヤングが、本人が“メタル・フォーク・プロテスト"と呼ぶ10曲入りの新作「リヴィング・ウィズ・ウォー」を緊急リリース!
全米では5月2日よりデジタル配信にて先行リリースされ、CDは生産次第5月上旬より全米各地へ順次出荷される予定。日本では、5月上旬よりデジタル先行配信、CD国内盤は6/21にリリース予定となります。
4月28日からは、ニール・ヤングのオフィシャル・ウェブサイト、www.neilyoung.comにてアルバム全曲のストリーミング試聴がスタート。

「反戦」をテーマにわずか2週間で制作されたこの作品は、ニール・ヤングの最現役プレイヤーとしての存在を象徴するものになっており、しかも、ニール・ヤングは7/6~9/10にCSN&YとしてのUSツアーを行なう事が決定しました。
ご存知の通り、時事問題をソングライティングのテーマに取り上げたのはこれが初めてではありません。2002年、ニール・ヤングは「レッツ・ロール」で、9月11日(の同時多発テロの際)、ハイジャックされたユナイテッド航空93便の機内で犯人を取り押さえようとした乗客のことを取り上げ、また1970年には、ケント州立大学の平和集会で4人の学生が州兵に殺された事件を受けて「オハイオ」を作り、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングとしてレコーディングしています。

レコーディングは、ニール・ヤング(エレクトリック・ギター、ヴォーカル&ハーモニカ)、チャド・クロムウェル(ドラムス)、リック・ロサース(ベース)、トミー・ブレイ(トランペット)、そして100人編成の聖歌隊と一緒に2週間で行われたとの事。聖歌隊として参加した1人が英国の新聞に語るところによると、レコーディング・セッションはまるで“12時間耐久平和集会に参加しているようだった"という。

「このアルバムは意見交換についての作品である」
とニール・ヤングはバーバンクにあるワーナー/リプリーズのオフィスの階段で行われたCNNとの生中継インタビューの中で語っています。
「メッセージを明らかにすること。発言する場を与える事によって人々を力づける、そんな作品だ。全ての人々が私の言っている事と同じ考えを持っている訳ではないことは理解している。しかし、赤と青は白と黒ではない。私たちは皆同じだ。これは一つになることについての作品である」
また、
「私は、18才から22才ぐらいの若いシンガーがこういった曲を作り、立ち上がるのを待っていた。 本当に長いこと待っていた。しかしやがて、60年代に青春を過ごした世代が、まだまだこうしたことをやっていかねばならないのだと思い始めた。私たちはまだ現役なのだからね」

「"大統領を弾劾しよう\""なんて歌えば、人々の反感を買うに決まっている。しかし、これこそが、自分の意見を述べる事が出来る事こそが、この国のこの国たる所以だ」

とも語っています。
先に本人オフィシャルサイトにて「リヴィング・ウィズ・ウォー」の歌詞が先行公開されましたが、そのイラク戦争やアメリカの混乱に対する視点が、既にインターネット上でファンやメディアの間で波紋を呼んでいる模様。

日本盤詳細は以下

4943674064717(CD)


◆ニール・ヤング/「リヴィング・ウィズ・ザ・ウォー」
品番:WPCR-12367

<収録曲>
1.アフター・ザ・ガーデン
2.リヴィング・ウィズ・ウォー
3.レストレス・コンシューマー
4.ショック・アンド・オウ
5.ファミリーズ
6.フラッグス・オブ・フリーダム
7.レッツ・インピーチ・ザ・プレジデント
8.ルッキング・フォー・ア・リーダー
9.ロジャー・アンド・アウト
10.美しきアメリカ
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