「現実を目にしたときに沸き起こる感情に、私は感謝している…」 ─ ニール・ヤング

ロック・シーンにおける孤高のレジェンド、ニール・ヤングが新たなバンド、ザ・クローム・ハーツと共に作り上げた最新スタジオ・アルバム『トーキン・トゥ・ザ・トゥリーズ』。6月13日に輸入盤とデジタル配信でリリースされる、ニール・ヤング・アンド・ザ・クローム・ハーツ名義としてはデビュー・アルバムとなるこの最新スタジオ・アルバムが、7月23日に日本盤としても発売されることが決定した。日本盤には解説と歌詞・対訳が掲載された別冊ブックレットが同梱されており、また日本盤のみSHM-CD仕様でのリリースとなる。



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60年以上にもわたるニール・ヤングの波乱万丈のクリエイティヴな冒険譚に、今回新たなページが加わる。それが、新たなバンド、ザ・クローム・ハーツと共に作り上げたこの最新スタジオ・アルバム『トーキン・トゥ・ザ・トゥリーズ』だ。彼の新たなバンド、ザ・クローム・ハーツを構成するのは、マッスル・ショールズで腕を磨いたレジェンド、スプーナー・オールドハム（オルガン）を筆頭に、プロミス・オブ・ザ・リアルとして近年ニール・ヤングと活動を共にしているマイカ・ネルソン（ギター／ヴォーカル）、コリー・マコーミック（ベース／ヴォーカル）、アンソニー・ロガーフォ（ドラムス）の4人だ。

その世代を超えた新たなラインアップからなるバンドと共にニール・ヤングが作り上げたこの最新作『トーキン・トゥ・ザ・トゥリーズ』は、マリブにあるShangri La Studiosで、ニール・ヤングとルー・アドラーの共同プロデュースという形でレコーディングが行われている。2025年のアメリカ大統領就任式直前に公開された今作からの楽曲「ビッグ・チェンジ」は、今日の世界がどこへ向かおうとしているのか、そして権力がどのように動いているのかを真正面から見据えた1曲であり、彼が新たなバンドと共に未来へと踏み出す準備ができていることを宣言するものとなった。

ニール・ヤングは再び、2025年の人生のあらゆる側面に目を向け、進むべき道を見出そうとしている。その先にはきっと大きな変化が待ち受けているに違いない。アメリカのみならず、世界へ。ニール・ヤング・アンド・ザ・クローム・ハーツが発表するこの『トーキン・トゥ・ザ・トゥリーズ』は、今日の世界が抱える課題に全力で立ち向かうニール・ヤングの10編からなる音楽的声明であり、新時代の名盤となるべき作品なのだ。