Nathalie Stutzmannナタリー・シュトゥッツマン
Discography
Quella Fiamma - Arie Antiche / 私を燃え立たせるあの炎(オリジナル版によるイタリア古典歌曲集)【輸入盤】
Quella Fiamma - Arie Antiche / 私を燃え立たせるあの炎(オリジナル版によるイタリア古典歌曲集)【輸入盤】
2017.10.27 発売/9029.576529
ナタリー・シュトゥッツマンの、有名な「イタリア古典歌曲集」のオリジナル楽曲を探究する好企画盤!
声楽を学ぶ学生が必ず使用する教材“Arie Antiche(イタリア古典歌曲集)”に収められている楽曲のオリジナル版(楽器伴奏編)を、声楽界の至宝・指揮者としても活躍の場を拡げるナタリー・シュトゥッツマンが自身のアンサンブルと共に演奏収録した世界初企画。このアルバムのために、シュトゥッツマンと器楽奏者たちは博物館や図書館などからその原曲の楽譜を探し出し、作品の本来の意味を追求していきます。
「イタリア古典歌曲集」は、アレッサンドロ・パリソッティ(1853-1913)が1890年に編集した「24のイタリア歌曲集」として最初紹介され、古いイタリアのメロディを集めたもので、「新しく発見された曲」として故意に曲集に加えてられていました。これらのコレクションは、作曲された当時は高貴な芸術であり、忘れられた作品を再発見するものとして非常に重要なもので、3巻セットの人気は今日まで続いています。このアルバムでは、シュトゥッツマンとオルフェオ55の奏者達が元のスコアを探しだし、必要に応じてパートの編纂を行い、できるだけ元の形で演奏を復元していきます。途中に収録される器楽作品はパリソッティのものとは違う曲が一部に含まれていますが、全体的なリスニング体験を向上させ、これらの作品を一貫したプログラムとしてまとめるために、歌曲の間にインテルメッゾを加えています。シュトゥッツマンの情感たっぷりに歌い上げ、時に優しく語りかけるように、時には鬼気迫るような歌唱は、本来の詩の内容を十分理解したものであり、歌曲を聴くもの、これから声楽を学ぶものにとって意義のある重要なアルバムです。
「イタリア古典歌曲集」は、アレッサンドロ・パリソッティ(1853-1913)が1890年に編集した「24のイタリア歌曲集」として最初紹介され、古いイタリアのメロディを集めたもので、「新しく発見された曲」として故意に曲集に加えてられていました。これらのコレクションは、作曲された当時は高貴な芸術であり、忘れられた作品を再発見するものとして非常に重要なもので、3巻セットの人気は今日まで続いています。このアルバムでは、シュトゥッツマンとオルフェオ55の奏者達が元のスコアを探しだし、必要に応じてパートの編纂を行い、できるだけ元の形で演奏を復元していきます。途中に収録される器楽作品はパリソッティのものとは違う曲が一部に含まれていますが、全体的なリスニング体験を向上させ、これらの作品を一貫したプログラムとしてまとめるために、歌曲の間にインテルメッゾを加えています。シュトゥッツマンの情感たっぷりに歌い上げ、時に優しく語りかけるように、時には鬼気迫るような歌唱は、本来の詩の内容を十分理解したものであり、歌曲を聴くもの、これから声楽を学ぶものにとって意義のある重要なアルバムです。
1) A・スカルラッティ:『陽はすでにガンジス川から』、
2) ドゥランテ:『踊れ、優しい娘よ』、
3) ファルコニエーリ:『パッサカリア』、
4) カッチーニ:『麗しのアマリッリ』、
5) カリッシミ:『勝利だ、私の心よ』、
6) A・スカルラッティ:『私を傷つけるのをやめるか』、
7) ヘンデル:歌劇『アルチーナ』より「ああ!我が心よ、お前はだまされたのだ」、
8-10) コンティ:カンタータ『私を燃え立たせるあの炎』(全曲)、
11) ボノンチーニ:『お前を讃える栄光のために』、
12) ポルポラ:『3声のソナタ Op.2-3』よりアダージョとアレグロ、
13) ドゥランテ:『愛に満ちた処女よ』、
14) ポルポラ:『チェロ協奏曲ト長調』よりラルゴ、
15) パリゾッティ:『もし貴方が私を愛してくれて』、
16) レグレンツィ:『なんと尊大な習性だろう』、
17) カヴァッリ:『満ち足りた喜びよ』、
18) マルチェッロ:『オーボエ協奏曲ニ短調』よりアダージョ、
19) ヘンデル:歌劇『ジュリオ・チェーザレ』より「この胸に息のある限り」、
20) カプリコルヌス?:『3声のソナタ集「いとも甘美なる誉の書」』第2巻より第4番、
21) マルティーニ:『愛の喜びは』、
22) パイジェッロ:『もはや私の心には感じない(うつろの心)』、
23) ドゥランテ:『協奏曲第1番ヘ短調』より序奏、
24) チェスティ:歌劇『オロンテーア』より「あこがれの人のまわりに」、
25) カルダーラ:牧歌劇『愛の誠は偽りに打ち勝つ』より「たとえつれなくとも」、
【演奏】
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト、指揮、音楽監督)、
オルフェオ55(ピリオド楽器アンサンブル)、
シャイ・クリブス(オーボエ)、パトリック・ランゴ(チェロ)、
マリー=ドミディル・ミュレ(ハープ)、ミゲル・リンコン(テオルボ)、
【録音】2017年2~3月(デジタル:セッション)