Olivier Latryオリヴィエ・ラトリ―
Discography
Saint-Saens: Complete Symphonies / サン=サーンス:交響曲全集【輸入盤】
クリスティアン・マチェラル & フランス国立管弦楽団
Saint-Saens: Complete Symphonies / サン=サーンス:交響曲全集【輸入盤】
2021.11.26 発売/9029.653343
1980年ルーマニア生まれの若手ながら着々とキャリアを築いている新星、クリスティアン・マチェラル。2020/2021シーズンからは、フランス国立管弦楽団の音楽監督に就任し。その最初の録音は、サン=サーンス没100年の年にふさわしく、新感覚な濃厚さによる交響曲全集!
【収録予定曲】
サン=サーンス:
交響曲 イ長調
交響曲第1番 変ホ長調 Op.2
交響曲 ヘ長調「ローマ」
交響曲第2番 イ短調 Op.55
交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」
【演奏】
クリスティアン・マチェラル(指揮)
フランス国立管弦楽団
オリヴィエ・ラトリー(オルガン:Op.78)
【録音】
2020年9&10月, 2021年7月、パリ、ラジオ・フランス・オーディトリアム
1921年12月のサン=サーンス没100年記念のリリースとして、クリスティアン・マチェラル指揮による、5つの交響曲(1、2、3番と、イ長調の初期交響曲とヘ長調の交響曲「ローマ」)となります。は、コンクールのために作曲されました。これらの作曲の期間は35年に及んでおり、「交響曲ヘ長調」は15歳だった1850年頃にさかのぼり、「交響曲第3番」は1886年に初演されました。サン=サーンスの最も壮大で最も象徴的な作品の1つである「交響曲第3番」では、1985年からパリのノートルダム寺院の正オルガニストを務めるオリヴィエ・ラトリーによって、この新しい録音で花を添えています。
指揮者のクリスティアン・マチェラルは、1980年ルーマニア生まれ。若手ながら、北米で着々とキャリアを築いている新星。ヴァイオリニストとして出発し、マイアミ交響楽団の最年少コンサートマスターとして活動した後、マイアミ大学、ライス大学で学び、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭で研鑽を積みました。2011年にフィラデルフィア管弦楽団でアシスタント・コンダクターを務めると、その貢献ぶりが評価されて翌年にはアソシエイト・コンダクターに就任、さらに定期演奏会デビューを成功させると、2014年にはコンダクター・イン・レジデンスの地位を獲得。また、ピエール・ブーレーズの代役をきっかけにシカゴ交響楽団の定期演奏会でも好評を博しました。2019/2020シーズンからドイツ・ケルンのWDR交響楽団の首席指揮者を務めており、2025年まで任期が延長されたところ。2020/2021シーズンからは、フランス国立管弦楽団の音楽監督に就任しています。
これらの録音は、2020年9月から2021年7月の間に、フランス国立管弦楽団の本拠地であるパリの、ラジオ・フランス・オーディトリアムで行われました。マチェラルの言葉によれば、『このオーケストラには音の文化があります。弦の響きと管のセクションの色によって生み出される音には、柔軟性と優雅さがあります。そして「しなやかさ」だと思います。その音色の豊かさは、バソン(フランス式ファゴット)が使用されていることにより生み出されています。甘さと輝きそして透明性が融合された独特な音は、音の厚みではなく、むしろ、簡単に飛び跳ね、軽く着地するダンサーのようです。19世紀のフランス音楽について話すとき、何よりもまずオペラについて考え、次にベルリオーズのような作曲家、または世紀の終わりにはドビュッシーについて考える傾向があります。フランスのオーケストラのレパートリーには大きな本質があり、ベートーヴェンにもたらすのと同じコミットメントで行われなければなりません。そうすることによって、サン=サーンスは素晴らしい作曲家です。彼の交響曲第1番のフィナーレの始まり部分を見てください。儀式的なリズムはフランス・バロック作曲家のリュリによるもののようなものです!この交響曲はわずか17歳の時の作品であり、メンデルスゾーンやシューマンを彷彿とさせますが、ハーモニーは他の誰のものでもあり得ません』と語っています。
上記のようにマチェラルが言うように、特に「交響曲第3番」でのこれまでの荘厳や重厚というものとは異なり、リズミカルな要素が強調され、柔軟性と優雅さ、そして「しなやかさ」によるこれまでになかった音楽が奏でられています。その解釈はそれ以前の若きサン=サーンスの交響曲で特に発揮されており、あまり演奏されない作品の素晴らしさが感じられるものとなっています。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。
これらを理由にした、商品の返品・交換はお受けいたしかねます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。
サン=サーンス:
交響曲 イ長調
交響曲第1番 変ホ長調 Op.2
交響曲 ヘ長調「ローマ」
交響曲第2番 イ短調 Op.55
交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」
【演奏】
クリスティアン・マチェラル(指揮)
フランス国立管弦楽団
オリヴィエ・ラトリー(オルガン:Op.78)
【録音】
2020年9&10月, 2021年7月、パリ、ラジオ・フランス・オーディトリアム
1921年12月のサン=サーンス没100年記念のリリースとして、クリスティアン・マチェラル指揮による、5つの交響曲(1、2、3番と、イ長調の初期交響曲とヘ長調の交響曲「ローマ」)となります。は、コンクールのために作曲されました。これらの作曲の期間は35年に及んでおり、「交響曲ヘ長調」は15歳だった1850年頃にさかのぼり、「交響曲第3番」は1886年に初演されました。サン=サーンスの最も壮大で最も象徴的な作品の1つである「交響曲第3番」では、1985年からパリのノートルダム寺院の正オルガニストを務めるオリヴィエ・ラトリーによって、この新しい録音で花を添えています。
指揮者のクリスティアン・マチェラルは、1980年ルーマニア生まれ。若手ながら、北米で着々とキャリアを築いている新星。ヴァイオリニストとして出発し、マイアミ交響楽団の最年少コンサートマスターとして活動した後、マイアミ大学、ライス大学で学び、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭で研鑽を積みました。2011年にフィラデルフィア管弦楽団でアシスタント・コンダクターを務めると、その貢献ぶりが評価されて翌年にはアソシエイト・コンダクターに就任、さらに定期演奏会デビューを成功させると、2014年にはコンダクター・イン・レジデンスの地位を獲得。また、ピエール・ブーレーズの代役をきっかけにシカゴ交響楽団の定期演奏会でも好評を博しました。2019/2020シーズンからドイツ・ケルンのWDR交響楽団の首席指揮者を務めており、2025年まで任期が延長されたところ。2020/2021シーズンからは、フランス国立管弦楽団の音楽監督に就任しています。
これらの録音は、2020年9月から2021年7月の間に、フランス国立管弦楽団の本拠地であるパリの、ラジオ・フランス・オーディトリアムで行われました。マチェラルの言葉によれば、『このオーケストラには音の文化があります。弦の響きと管のセクションの色によって生み出される音には、柔軟性と優雅さがあります。そして「しなやかさ」だと思います。その音色の豊かさは、バソン(フランス式ファゴット)が使用されていることにより生み出されています。甘さと輝きそして透明性が融合された独特な音は、音の厚みではなく、むしろ、簡単に飛び跳ね、軽く着地するダンサーのようです。19世紀のフランス音楽について話すとき、何よりもまずオペラについて考え、次にベルリオーズのような作曲家、または世紀の終わりにはドビュッシーについて考える傾向があります。フランスのオーケストラのレパートリーには大きな本質があり、ベートーヴェンにもたらすのと同じコミットメントで行われなければなりません。そうすることによって、サン=サーンスは素晴らしい作曲家です。彼の交響曲第1番のフィナーレの始まり部分を見てください。儀式的なリズムはフランス・バロック作曲家のリュリによるもののようなものです!この交響曲はわずか17歳の時の作品であり、メンデルスゾーンやシューマンを彷彿とさせますが、ハーモニーは他の誰のものでもあり得ません』と語っています。
上記のようにマチェラルが言うように、特に「交響曲第3番」でのこれまでの荘厳や重厚というものとは異なり、リズミカルな要素が強調され、柔軟性と優雅さ、そして「しなやかさ」によるこれまでになかった音楽が奏でられています。その解釈はそれ以前の若きサン=サーンスの交響曲で特に発揮されており、あまり演奏されない作品の素晴らしさが感じられるものとなっています。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。
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