ハイドン最後の12曲のザロモン交響曲の後半6曲のうち、第99番とともに愛称のない交響曲第102番 （実は第96番の 「奇跡」 が102番の愛称という説もある） と、モーツァルトがリンツに滞在中に4日間で作曲、初演した交響曲第36番。両曲とも古典派の典型的な2管編成で作曲されており、OEKが自らのオーケストラの機能を最も発揮できる作品といえるでしょう。

18世紀末のウィーン古典派の巨匠が紡ぎだす典雅な作品を井上道義＆OEKのコンビによる演奏でお楽しみください。

【収録情報】
1. ハイドン：交響曲第102番変ロ長調 Hob.I-102
2. モーツァルト：交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』

　オーケストラ・アンサンブル金沢
　井上道義（指揮）

　録音：2009年9月6日（1）、9月18日（2）
　録音：石川県立音楽堂コンサートホール
　録音：ステレオ（デジタル／ライヴ）