THE ORDINARY BOYSジ・オーディナリー・ボーイズ

News

『ブラスバウンド』いよいよ発売!!日本盤ボーナス・トラック にはラモーンズのカヴァー「KKK」を含む2曲のボーナス・トラック収録

2005.6.22

「俺達がやりたいのは、現代版2トーンなんだ。パンクとスカの融合の代わりに、UKガラージ、オールド・スカ、パンク、ギター・ポップ、すべてを組み合わせた音を作りたいんだ。」
とニュー・アルバムのレコーディングに入る前に熱く語っていたヴォーカルのプレストン。
まさに宣言通りのアルバムがあがってきました!!
今作は前作にも増して、2トーン(スペシャルズやビートの影響が色濃く表れた作品になっています。
「僕達は、80年代の2トーンの音楽的な側面そのものと、反人種差別や、政治的な活動、レベル・ミュージック的側面の両方に惹かれているんだ。2トーンはあらゆる文化を取り入れた異文化に対してオープンマインドかつ肯定的なアティテュードをもっていた。60年代のジャマイカのオーセンティック・スカやレゲエの要素を積極的にト取り入れたりとね。リリックとそのメッセージにも感銘を受けたね。若者って常に不満や悩みを抱えているんだけど、大人や社会からみたら大したことじゃなかったりする。自分達も若いころいろんな悩みを抱えてて、そんなときに2トーンのレコードを聴いて、一緒に歌って発散することができたんだ。2トーンのバンドは、そういう若い連中の悩みや問題をユーモアを交えながらメッセージにするテクに長けていたんだよね。深刻なテーマを扱いながらもユーモアと音の力で超えていこうとする。そこが重要で大きな魅力だと思うんだ。」
とプレストン(Vo)。
「でもいくら2トーンに影響受けたからって、まったく同じことをやってもつまらない。俺達には俺達の時代の素晴らしい文化と音楽がある。だから、そのすべての要素をミックスさせて自分達の音楽を作りたいんだ。」
有言実行タイプの彼らは、早速、シングル「ボーイズ・ウィル・ビー・ボーイズ」で、ザ・ビートのランキン・ロジャーの息子、ランキン・ロジャー・ジュニアを起用し、見事なトースティングを披露してくれています。
サマーソニック05では、ランキン・ロジャー・ジュニアのスペシャル・ビートも参戦するので、オーディナリーのステージに飛び入り参加してくれるなんてスペシャルなハプニングも起きそうですね!!

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS