世界最高峰の映画の祭典、第92回アカデミー賞のノミネーションが現地アメリカ時間の13日に発表され、そこで映画『ジョーカー』が、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞、編集賞、作曲賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞の最多11部門にノミネートされた。

第76回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞にあたる金獅子賞を受賞した本作は、R指定映画として初めて世界興行収入10億ドル（約1,100億円）を突破するなど社会現象的な大ヒットを記録。またアカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデン・グローブ賞でも主演男優量と作曲賞を受賞している。

『ジョーカー（オリジナル・サウンドトラック）』を手掛けたのは、MUMのメンバーとしても活躍する、アイスランド出身の作曲家／チェリスト、ヒドゥル・グドナドッティル。本映画のスコアはゴールデン・グローブ賞だけでなく、放送映画批評家協会賞でも音楽賞を受賞しており、サウンドトラック・スコアも各方面から高い評価を受けているだけに、アカデミー賞への期待も大きい。

注目のアカデミー賞授賞式は、日本時間2月10日（月）にロサンゼルスはハリウッドのドルビー・シアターで執り行われる。