パーヴォ・ヤルヴィとパリ管弦楽団は、2004年にモガドール劇場で始まった長い共演の歴史を共有しており、その関係は今日に至るまで続いています。エストニア出身の指揮者ヤルヴィは、2010年代に芸術監督として6年間にわたる任期を務めました。彼の任期は、レパートリーの選定と技術的な完成度の両面において、音楽界から極めて高く評価されました。

これらの録音は、サル・プレイエルおよびパリ管弦楽団の本拠地であるフィルハーモニー・ド・パリでライブ収録されたもので、フランス音楽の傑作をフィーチャーしています。指揮者がこのオーケストラに対して抱く深い愛着と献身の証とも言える内容です。

1 ) フランク：交響曲 ニ短調 FWV 48
2 ) デュカス：交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』
3 ) ルーセル：交響曲 第３番 ト短調 Op.42

　［演奏］パリ管弦楽団
　　　　　パーヴォ・ヤルヴィ（指揮）

　［録音］Live: 27-28.IX.2023, Grande Salle, Philharmonie de Paris (1); 
　　　　　Live: 13-14.X.2010 (2), Live: 10-11.IX.2014 (3), Salle Pleyel, Paris