Paavo Jarviパーヴォ・ヤルヴィ
Profile
パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Jarvi)
現在、パリ管弦楽団およびフランクフルト放送交響楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督。またベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など、世界一流オーケストラにも客演を続けている。日本でも高い評価を得ており、2006年にはドイツ・カンマーフィルとの「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」での斬新な演奏が話題を呼んだ。1962年、バルト3国の1つ、エストニアの首都タリンに生まれる。音楽の名門一家の出身で、父(ネーメ)と弟(クリスティアン)も世界的指揮者として名高い。
タリン音楽院で学んだ後、1980年家族で渡米。カーティス音楽院やロサンゼルス・フィルの指揮者講習会で、マックス・ルドルフやレナード・バーンスタインに師事。その後スウェーデンのマルメ交響楽団首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団およびバーミンガム市交響楽団首席客演指揮者、シンシナティ交響楽団音楽監督を歴任。
NHK交響楽団とはこれまでに2002年1月、2005年5月の2回にわたって共演。2015年9月、N響首席指揮者に就任予定。就任に先立って、2015年2月のN響定期公演を指揮する。