Paramoreパラモア

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ライヴ・レビュー到着!

2007.9.3

【パラモア ライヴ・レビュー】

PUNCHLINEやOCTOBER FALLとともに日本で初めてライヴを行ったのが昨年6月。ライヴ前の物販ブースでヘイリー・ウィリアムズ(vo)を見かけた時にまず飛び込んできたのは、両親同伴も納得の幼さが残る可憐さだった。それゆえに彼女の声や存在は、長身の男性メンバーとサウンドに飲み込まれるのではないかと予想したが、とんでもなかった。腹の底から振り絞った声とバネのような動きでとにかくパワフル。“このバンドは大きくなる”と、ゾクゾクしたのを今でも覚えている。

次いで今年6月、今度は英国最大のヘヴィ・ミュージック・フェスDOWNLOAD FESTIVALのセカンド・ステージで彼女たちを目撃した。熱望を持って彼女たちを迎える数多のキッズと、そんなキッズを意のままに動かす4人。中でも、赤いテープでグルグル巻いたマイクをガッシリ握り、赤いジーンズを履いたヘイリーは、そのダイナミックさも含めて最新作『ライオット!』の世界を体現したかのようなリーダーの貫禄を漂わせ、どんなに激しく動こうと歌声に支障なし。今年のワープト・ツアー出演をきっかけに米国アルバム・チャートを上昇したが、それも納得。なぜってパンク/ポップ・シーンにおけるネクスト・ブレイクの名を欲しいままにしていることが、ライヴからはっきりと観てとれるからだ。成長著しい彼女たちを体感するには絶好のタイミングといえる今回の来日公演をぜひご覧あれ! (宮原亜矢)





(写真はレディングのものです。)

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