Pat Methenyパット・メセニー

Discography

What's It All About / ホワッツ・イット・オール・アバウト

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What's It All About / ホワッツ・イット・オール・アバウト

  • ALBUM
  • CD

2011.08.03 発売2,807(税込)WPCR-14176

■ パット・メセニーのギターソロによる渾身の名曲カバー・アルバム!
■ 日本盤CDのみボーナス・トラック収録(2曲)
■ 昨年のオーケストリオンのリリースとツアーの興奮も冷めやらぬうちに早くもニュー・アルバムが登場。今回の作品は一切のオーバーダビングも施していないギターソロ・アルバム
(主にバリトンギターを使用)
■ 過去、「ワン・クワイエット・ナイト」(2003年)でギター・ソロアルバムをリリースしているが、本作収録は本人のオリジナル曲がない初の全曲カバー・アルバム。しかも内容は誰もが聞きなじみのある楽曲ばかり(以下のとおり)

■ 解説:渡辺香津美
1.サウンド・オブ・サイレンス/サイモン&ガーファンクル
2.チェリッシュ/アソシエイション
71年にデヴィッド・キャシディがカバー米国で9位を記録
3.アルフィー/シラ・ブラック
オリジナルは映画挿入歌としてソノーボノが編曲、シェールが米国で66年8月27日に最高位32位(8月6日チャートイン)を記録。またディオンヌ・ワーウイックが67年に米国で15位。スティーヴィー・ワンダーが別名Eivets Rednowで、インストゥルメンタル(ハーモニカ)として68年に米国で60位を記録。
4.パイプライン/シャンテイズ
日本ではベンチャーズが絶大な人気を博していたので、オリジナルよりもベンチャーズのバージョンが有名。
5.イパネマの娘/アントニオ・カルロス・ジョビン
6.雨の日と月曜日は/カーペンターズ
7.幸福のノクターン/カーリー・サイモン
8.スロー・ホット・ウインド/ヘンリー・マンシーニ
9.ゴーリー・ワウ/スタイリスティックス
10.アンド・アイ・ラブ・ハー/ビートルズ
11.ラウンド・アバウト・ミッドナイト/セロニアス・モンク
12.ジス・ニアリー・ワズ・マイン/ミュージカル「南太平洋」より

Produced by Pat Metheny

Recorded February 2011 in New York, NY
Recorded by Pat Metheny, Pete Karam, and David Oakes
Mixed by Pete Karam

Mastered by Ted Jensen at Sterling Sound, New York, NY

Design by Barbara de Wilde
Photography by Sandrine Lee

Executive Producer: Robert Hurwitz



<バリトン・ギター>
歴史は意外と古く1956年辺りに世界初の「バリトン・ギター」が誕生。
通常のギターよりもチューニングを落として演奏するために作られたロング・スケールのギターで、ギター/ベースのようなはっきりとしたチューニングやスケールの決まりがないのが特徴。6本の弦はギターのオクターブ下のチューニング(ベースと同じ音程)のものが多いものの、スケールはベースのレギュラー・スケール(432mm)よりもはるかに短い。

<プレス・リリース>
もう40枚近くのアルバムを出しているパット・メセニーだが、本人の作曲による楽曲が1曲も入っていないアルバムはこれが初めてとなる。本作「What’s It All About」には、ギタリスト、パット・メセニーが愛してやまない、超有名曲を含むスタンダードなナンバー10曲を収録した。

アコースティックのソロ・アルバム、「One Quiet Night」で2001年にグラミー賞を受賞して以来、そのアルバムのレコーディングで使用した、特別に調整されたバリトン・ギターを、メセニーはツアー中にも持ち歩くようになり、サウンドチェックと本番のあいだなどの空き時間に演奏していたのだという。「毎日のように、誰でも知っている有名なメロディーを弾いていると、色々なお客さんや地元のクルーが、その曲はどのアルバムに入っているんですか? と聞くんだよ。で、僕はいつも、こういうスタンダード曲はレコーディングしたことがないんだ、と説明しなければならなかった」と、メセニーは言う。「そんなことが何年も続いたんで、こういう曲を収録したアルバムをいつか出さなきゃいけないな、と思っていたんだ」

「One Quiet Night」のときと同様、「What’s It All About」のレコーディングも、深夜、メセニーの二ューヨークの自宅で、ほんの短い期間で行われた。アルバムの選曲に関してメセニーはこう語る:「今回は、僕が自分で作曲を始めるよりずっと昔、なかには初めて楽器を手にするよりも前から、僕のレーダーに引っかかっていた曲を収録したいと思ったんだ。1954年生まれだから、これらの曲は全部僕の幼少時代や10代前半の頃にチャートのトップ40に入っていた曲なんだ。あの頃はまだメロディーやハーモニーがポップスの中で不可欠な要素だと考えられていた時代だった。だから、今回選んだ曲はすべて、どんな方法で演奏したとしても、音楽という根本的な次元で、単純にヒップでかっこいいなにかを持っている。こいつらは時代を超えて、いつも僕のそばにあった音楽なんだ」

このアルバムは3曲を除いて、アコースティック・バリトン・ギターで録音された。その3曲とは、42弦の特注「ピカソ」ギターを使用した「サウンド・オブ・サイレンス」(ポール・サイモン)、通常の6弦ギターで収録された「パイプライン」(ボブ・スピッカード/ブライアン・カーマン)、ナイロン弦のギターを使用した「アンド・アイ・ラブ・ハー」(ジョン・レノン/ポール・マッカートニー)だ。

30年以上もの音楽生活の中で、ギタリスト、パット・メセニーはジャズのメインストリームから己を突き放し、独自の音楽スタイルを広げ、新境地を開拓し続けてきた。数々の記録を打ち立ててきた彼は、12もの異なるカテゴリーで18のグラミー賞を受賞している。それだけではなく、多くのミュージシャンに影響をあたえた一連のトリオでのレコード作品、受賞に輝いたソロ・アルバム、ハリウッド映画のための映画音楽、そして、オーネット・コールマン、スティーヴ・ライヒ、チャーリー・ヘイデン、ブラッド・メルドウ等大勢のメジャーなアーティストたちとのコラボやデュエットなどもある。
1977年に結成された彼のバンド、パット・メセニーグループは、7枚連続でリリースがグラミー賞を受賞した史上唯一のグループでもある。
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