今年10月下旬にバッド・カンパニーとして実に35年ぶりの来日公演を行う、ブリティッシュ・ハードロック・シーンを代表するヴォーカリスト、ポール・ロジャース。近年ではQUEENとの融合でも世界中で大きな話題となったポール・ロジャースは、1960年代の末に伝説的なバンドFREEのメンバーとしてデビューし、1974年に新バンドBAD COMPANYを結成して全米制覇も遂げるなど、数多くの実績を残し、今なお最前線で活躍するヴォーカリスト。その彼自身のキャリア初期の約10年間に焦点を当てて編成されたベスト・アルバムが、9/22（水）に発売された本作です。本作は一足早くイギリスでは本年の3月に発売され、大ヒットを記録。今なおその人気の高さを印象付けるとともに、若い世代にも彼とそのバンドの仲間が創造してきた音楽が広く支持された。ロックの持つ本質的な魅力を凝縮した2つのバンドの楽曲を15曲に厳選してコンパクトにまとめた本作は、ロック・クラシックと呼べる楽曲ばかりを収録し、もちろん日本の若い音楽ファンにとっても、ブリティッシュ・ハードロックの世界への入門編作品としてもオススメの作品。