Paul Wellerポール・ウェラー
Discography
Find El Dorado / ファインド・エル・ドラド

Find El Dorado / ファインド・エル・ドラド
2025.07.25 発売¥2,970(税込)/WPCR-18761
UKロック・シーンの重鎮であり、数々のアーティストに多大なる影響を与え続けるレジェンドにして最大のアイコン、そして真のモッドファーザー、ポール・ウェラー。40年にも及ぶキャリアを持ちながら、変わらず精力的な活動を続け、新作を発表する毎にその彼の深い音楽性とクリエイティヴィティに満ちたスタイルで全世界のファンを魅了し続けている。
ポール・ウェラーの深くパーソナルな最新作『ファインド・エル・ドラド』が、7月25日に全世界同時発売されることが決定した。このアルバムは、様々な音楽を聴いてきた彼が、心を打たれた楽曲たちを再訪し、新鮮な解釈と敬意を込めてその楽曲に新しい命を吹き込んだ、ポール・ウェラーというアーティストを構成する本質に迫るカヴァー・アルバムだ。「ここに収録されている曲は、長い間私の中で鳴り続けてきた曲たちだ」、とポールは語る。「時の経過と共に、その楽曲に新たな表情を見出すようになった。そして今、それを世に伝える時が来たと感じたんだ」。この最新作から、現在「ローディー・ローラ」と「ピンボール」の2曲が公開されている。また、今作のブックレットには彼がカバーした楽曲の詳細をつづった英文ライナーノーツが掲載されており、世界同時発売となる日本盤には、その完全翻訳に加え、書き下ろし解説を掲載した別冊ブックレットが同梱されている。
通算18作目のソロ・アルバムとなる最新作『ファインド・エル・ドラド』。この作品は、英国音楽界を代表する存在であり、英国で約1,100万枚以上のアルバム・セールスを記録するポール・ウェラーが、2015年から2019年にかけて素晴らしい作品群を発表してきたレーベル、パーロフォン・レコードへの復帰第一作目となるアルバムであり、彼の輝かしい伝説に新たな章を刻むものとなる。
この『ファインド・エル・ドラド』は、カヴァー・アルバムというよりも、彼の感情と音楽的DNAを辿る地図のような作品だといえるだろう。静かでメランコリックなレイ・デイヴィスの「ノーバディーズ・フール」から「エル・ドラド」のひりひりするような痛みまで、ここに収録されているのは全て彼の内面を作り上げた音楽の数々だ。60年を超える人生のなかで、ポールは様々なジャンルの何千にも亘る楽曲を己の内に取り込んできた。そして彼が取りつかれたように聴きこんだレコードは自身のソングライティングを成長させる糧となっていったのだ。ポール・ウェラーというアーティストを形成する音楽を垣間見せてくれる今作には、ハンナ・ピールやデクラン・オルーク、ロバート・プラントやノエル・ギャラガーといった錚々たる面々もコラボレイターとして参加している。
ポールのブラック・バーン・スタジオとクンダリーニ・スタジオでレコーディングされた『ファインド・エル・ドラド』。アルバムのアレンジとプロデュースを手掛けるのは、ポール作品ではすっかりお馴染みの存在となったオーシャン・カラー・シーンのスティーヴ・クラドック。彼はまたチャールズ・リーズと共にアルバムのエンジニアリングとミックスも担当している。アルバムからの第1弾シングルとなるのは「ローディー・ローラ」。このオリジナル・ヴァージョンはフランスの無名グループ、TheGuerrillasによるもので、アフリカ音楽を世界に広めたカメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴが参加していた1曲だ。また同時にリリースされた「ピンボール」は、おそらくアルバムの中で最も馴染み深い曲の1つであり、英国の俳優/ミュージシャン、ブライアン・プロザーローが1974年に発表した1973年のとある週末の出来事を描いた日記的な作品だ。ポールのヴァージョンでは、当時の空気を捉えたかのような侘しさを感じさせるヴォーカルと、前作『66』にも参加しているジャッコ・ピークの美しいサックスをフィーチャーしている。
最新作『ファインド・エル・ドラド』はポール・ウェラーにとって最も内省的な作品であり、彼を作り上げた音楽への貴重な洞察を聴くものへ提示してくれるアルバムだ。そしてこのアルバムを通し、彼は素晴らしい曲は決して古びることなく、ただ進化するのだということを我々に思い出させてくれるのだ。音楽の黄金卿――それはきっと誰の心にもあるのかも知れない。
<収録曲>
01. Handouts in the Rain / ハンドアウツ・イン・ザ・レイン
02. Small Town Talk / スモール・タウン・トーク
03. El Dorado / エル・ドラド
04. White Line Fever / ホワイト・ライン・フィーヴァー
05. One Last Cold Kiss / ワン・ラスト・コールド・キス
06. When you are a King / ホェン・ユー・アー・ア・キング
07. Pinball / ピンボール
08. Where There’s Smoke, There’s Fire / ホェア・ゼアーズ・スモーク・ゼアーズ・ファイア
09. I Started a Joke / アイ・スターテッド・ア・ジョーク
10. Never the Same / ネヴァー・ザ・セイム
11. Lawdy Rolla / ローディー・ローラ
12. Nobody’s Fool / ノーバディーズ・フール
13. Journey / ジャーニー
14. Daltry Street / ダルトリー・ストリート
15. Clive’s Song / クライヴズ・ソング
通算18作目のソロ・アルバムとなる最新作『ファインド・エル・ドラド』。この作品は、英国音楽界を代表する存在であり、英国で約1,100万枚以上のアルバム・セールスを記録するポール・ウェラーが、2015年から2019年にかけて素晴らしい作品群を発表してきたレーベル、パーロフォン・レコードへの復帰第一作目となるアルバムであり、彼の輝かしい伝説に新たな章を刻むものとなる。
この『ファインド・エル・ドラド』は、カヴァー・アルバムというよりも、彼の感情と音楽的DNAを辿る地図のような作品だといえるだろう。静かでメランコリックなレイ・デイヴィスの「ノーバディーズ・フール」から「エル・ドラド」のひりひりするような痛みまで、ここに収録されているのは全て彼の内面を作り上げた音楽の数々だ。60年を超える人生のなかで、ポールは様々なジャンルの何千にも亘る楽曲を己の内に取り込んできた。そして彼が取りつかれたように聴きこんだレコードは自身のソングライティングを成長させる糧となっていったのだ。ポール・ウェラーというアーティストを形成する音楽を垣間見せてくれる今作には、ハンナ・ピールやデクラン・オルーク、ロバート・プラントやノエル・ギャラガーといった錚々たる面々もコラボレイターとして参加している。
ポールのブラック・バーン・スタジオとクンダリーニ・スタジオでレコーディングされた『ファインド・エル・ドラド』。アルバムのアレンジとプロデュースを手掛けるのは、ポール作品ではすっかりお馴染みの存在となったオーシャン・カラー・シーンのスティーヴ・クラドック。彼はまたチャールズ・リーズと共にアルバムのエンジニアリングとミックスも担当している。アルバムからの第1弾シングルとなるのは「ローディー・ローラ」。このオリジナル・ヴァージョンはフランスの無名グループ、TheGuerrillasによるもので、アフリカ音楽を世界に広めたカメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴが参加していた1曲だ。また同時にリリースされた「ピンボール」は、おそらくアルバムの中で最も馴染み深い曲の1つであり、英国の俳優/ミュージシャン、ブライアン・プロザーローが1974年に発表した1973年のとある週末の出来事を描いた日記的な作品だ。ポールのヴァージョンでは、当時の空気を捉えたかのような侘しさを感じさせるヴォーカルと、前作『66』にも参加しているジャッコ・ピークの美しいサックスをフィーチャーしている。
最新作『ファインド・エル・ドラド』はポール・ウェラーにとって最も内省的な作品であり、彼を作り上げた音楽への貴重な洞察を聴くものへ提示してくれるアルバムだ。そしてこのアルバムを通し、彼は素晴らしい曲は決して古びることなく、ただ進化するのだということを我々に思い出させてくれるのだ。音楽の黄金卿――それはきっと誰の心にもあるのかも知れない。
<収録曲>
01. Handouts in the Rain / ハンドアウツ・イン・ザ・レイン
02. Small Town Talk / スモール・タウン・トーク
03. El Dorado / エル・ドラド
04. White Line Fever / ホワイト・ライン・フィーヴァー
05. One Last Cold Kiss / ワン・ラスト・コールド・キス
06. When you are a King / ホェン・ユー・アー・ア・キング
07. Pinball / ピンボール
08. Where There’s Smoke, There’s Fire / ホェア・ゼアーズ・スモーク・ゼアーズ・ファイア
09. I Started a Joke / アイ・スターテッド・ア・ジョーク
10. Never the Same / ネヴァー・ザ・セイム
11. Lawdy Rolla / ローディー・ローラ
12. Nobody’s Fool / ノーバディーズ・フール
13. Journey / ジャーニー
14. Daltry Street / ダルトリー・ストリート
15. Clive’s Song / クライヴズ・ソング