Phil Collinsフィル・コリンズ

News

フィル・コリンズ、俳優活動について語る。「もっと映画に出たかった」

2010.9.22

遂にニュー・アルバムとなるモータウン・サウンドのカヴァー・アルバム『ゴーイング・バック』をリリースしたフィル・コリンズ。1stシングルはマーサ&ザ・ヴァンデラスのカヴァーで「ヒート・ウェイヴ」です。俳優、ドラマー、歌手、プロデューサー、ソングライターなど幅広く活躍してきたフィルですが、今後映画などの音楽以外の活動はないのでしょうか?フィルはこんな風に答えています。「今は特に決まった予定はない。新しいことに取り組むことにはオープンだが、特に何かをやろうとは決めていない。役者の仕事はとても好きだったんだ。「Buster」はとても楽しい映画だったし、その後はオーストラリアで「Frauds」という映画を撮影した。「Frauds」の方が優れた作品だったし、私の演技もこの映画の方が良かったが、オーディエンスの規模がとても小さかった。オーストラリア人の監督・脚本家が手掛けたブラック・コメディだった。あの映画での私の演技は自分でも自信があって、もっと映画に出たかったが、人生では色々な変化が起きるものだ。その後、また音楽の仕事で忙しくなって、確か「We Can't Dance」を制作したんだ。「We Can't Dance」は「Frauds」の前だったかな?どっちか覚えてないけど、人生では物事の焦点が変わっていくものなんだ。何かをやろうと思うと、別のチャンスが訪れてそれに取り組むんだ。そうすると、仕事の方向性が変わるんだ。また役者の仕事のオファーがあれば、是非やりたいけどね」ということで、渋みを増したフィルの演技も今後見られるかもしれません。

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS