カウンターテナーの最高峰、フィリップ・ジャルスキーの新譜、本日発売！　
カウンターテナーの真骨頂的レパートリー、ジャルスキー初のオール・ヘンデル・プログラム登場。


ーヘンデルの曲だけを集めたアルバムを録音できる機会があるとしたら、バロック音楽を愛する歌い手、とりわけカウンターテナーは、何としてもそのチャンスを逃してはなりません。
ーここ数年、私はヘンデルのメジャーな役どころを舞台で歌う機会に恵まれてきましたが　－　例えば「ジューリオ・チェーザレ」のセストや「アルチーナ」のルッジェーロなどー　このアルバムにはそれほど知名度の高くない作品を収録しようと考えました。
私自身そのいくつかを長年歌いこんできましたし、また私と一緒に世界中をめぐって演奏経験を積み、熟練の域に達した私のアンサンブル「アルタセルセ」とともにそうした曲を録音すべきときが来たと感じたのです。（ジャルスキー著のライナーノーツより抜粋。訳：三ヶ尻　正）

2017年10月18日発売　WPCS-13727 定価：￥2,600+税　解説・歌詞・対訳付

収録曲：

ジョージ・フレデリック・ヘンデル（1685-1759）：

1. 歌劇「イメネーオ」第1幕～もし僕の溜息が
2. 歌劇「英国王リッカルド・プリモ（リチャード1世）第1幕～激しい嵐に
3. 歌劇「ペルシャ王シローエ」第3幕～僕は疲れた、不条理な神々よ
4. 　　　　　　　　　　　　　第3幕～僕は死なねばならない
5. 歌劇「セルセ」第2幕～そうだ、彼女が欲しい
6. 歌劇「ラダミスト」第2幕～愛しい我が妻の亡霊よ
7. 歌劇「ラダミスト」第3幕～かかって来い、無慈悲で残虐な怪物よ
8. 　　　　　　　　　　　　～僕を生かしておくなら
9. 歌劇「ラダミスト」第3幕～航路を見失った船
10. 歌劇「ロンバルディア王フラーヴィオ」第2幕～このうえまだ僕から
11. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～きずなを断ち切り
12. 歌劇「ガウラのアマデージ」第2幕～ささやいておくれ
13. 歌劇「エジプト王ロメーオ」第3幕～なぜこれ以上ためらうのだ
14. 　　　　　　　　　　　　　　　　～苦い滴が
15. 歌劇「ジュスティーノ」第1幕～僕を栄光へと
16. 　　　　　　　　　　　　　　～もし僕の心のなかで
17. 歌劇「エツィオ」第1幕～僕を慕い続けておくれ
18. 歌劇「ロンバルディア王フラーヴィオ」第1幕～やっとのことで僕はほんとうに幸せを感じている
19. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～まさに満ち足りて

こちらの作品は、「ヘンデル・バッハ・スカルラッティ生誕333年記念祭］（日本ヘンデル協会主催）参加作品です。
＊2018年は、ヘンデル、バッハ、スカルラッティの生誕333年。様々なイベントなどが予定されています。
　http://www.hbs-333.com/participants_performers.html