PLAGUE VENDORプラグ・ヴェンダー

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21世紀のサウス・カリフォルニアに姿を現した、正統派パンクの激情と衝撃を受け続く4人組、PLAGUE VENDORがニュー・アルバムをリリース!

2019.6.7

21世紀のサウス・カリフォルニアに姿を現した、正統派パンクの激情と衝撃を受け続く4人組、PLAGUE VENDOR。2009年頃から地元を中心にライヴを行い始めた彼らは、そのワイルドなダークなサイケ・ガレージ・サウンドでファンの心を掴んでいった。その後、EPITAPHと契約した彼らは、2014年にデビュー・アルバム『FREE TO EAT』そして2016年にセカンド・アルバム『BLOODSWEAT』をリリース。WARPED TOURやSXSW、そしてREFUSEDなどのバンドとのツアーを通して、その恐れ知らずのハード・ワーキング・アティテュードと、刹那主義的な疾走感が支配するパフォーマンスで、ライヴ・アクトとしても着実にその存在感を増しつつある。

その彼らが約3年振りとなるニュー・アルバムをリリース!最新作『BY NIGHT』のプロデュースを手掛けるのは、セント・ヴィンセントの作品などで知られるジョン・コングルトン。昨夏の終わりごろにPLAGUE VENDORの4人は、ジョンとともに、ブライアン・ウィルソンからオジー・オズボーン、イギー・ポップまでがレコーディングしたとされるハリウッドのイーストウェスト・スタジオに入った。そこから11日間、外部を遮断してレコーディングを行った彼らは、ジョンの緻密なプロダクションのもと、今風のパワフルだが磨かれ過ぎているサウンドと、60年代から70年代のパンクやロックの名盤からの影響の間からPLAGUE VENDORの音楽性を見出したのだった。その中には、絶え間ない波のように響くベースのコーラスや、切り裂くように入り込むシンセ・サウンド、クラウト・ロックを思わせるモトリック・ビート、さらにはストリングスまで、これまで彼らがやってこなかった様々な音楽的要素も含まれている。

アルバムからのリード・トラックとなるのが、パンキッシュな疾走感とビートが印象的な「New Comedown」。「この曲を書いていた時、たくさんの色やテーマが自分たちの中に入ってきてたから、スタジオに入ってからヴァ―スを固めることしたほうがいいと思ったのさ」そう語るのはフロントマンのBrandon Blaine。「曲が持っていたエネルギーと切迫感、そしてエキサイトメントは他に比べるものが無いぐらいだった。それをレコーディング・ブースでとっ捕まえて、形にしたんだ」
 
New Comedown

若きニック・ケイヴを彷彿とさせるフロントマン、Brandon Blaineのダークでパンキッシュなパフォーマンスと彼のバックを固めるMichael Perez(ベース)、Jay Rogers(ギター)、Luke Perine(ドラムス)の緊迫感と激情がせめぎ合う演奏で、彼らは正統派パンクの激情と衝撃をこの21世紀に蘇らせるのだ!

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