フジロック’０８での素晴らしいパフォーマンスで観客を熱狂の渦に巻き込んだプライマル・スクリーム。長きに亘り封印されていた２ｎｄアル バムからの楽曲を演奏したり、最新作『ビューティフル・フューチャー』に収録の「アイ・ラヴ・トゥ・ハート（ユー・ラヴ・トゥ・ビー・ハート）」で両日ともＣＳＳのＬｏｖｅｆｏｘｘが登場したりと、本当に豪華な内容に会場は大興奮。今回はそんな彼等の道中記を！金曜日の朝一で成田に到着したプライマル、ボビー兄貴は到着するなりホットドッグ・スタンドを探しコーラと共に購入。彼曰く「アメリカと日本の空港の ホットドッグは絶品」で必ず食するとのこと。空港には熱心なファンが待機しており、ＭＣ５やラモーンズ等のブートレグをプレゼントされ、 当日の苗場への移動中これらを大音量で鑑賞。また根っからの音楽好きのボビーは、担当ディレクターにＳＰＥＥＤ　ＧＲＥＷ&SHINKIという日本のバンドの作品を探してほしいと要望。非常にレアなこの作品を何とかゲットし手渡すと、その後のフジロックでの楽屋等 いたるところで爆音再生。到着した金曜日はプライマルの出演日ではないため、フジロック会場に着くなりマイ・ブラッディ・ヴァレンタインを 皆で鑑賞する為、会場へ移動。その後ベースのマニは４：００ａｍから一時間ＤＪ出演を果たし長い一日が終了。翌日はバンド・メンバーそれぞれが見たいアーティストのライブ会場へ足を運びつつ、夕方よりグリーンステージへ移動し本番実施。本番終了と同時に別会場で行われるＳＰＡＲＫＳを見る為に、またもや皆で急いで移動。ライブを楽しんだ後はそれぞれが自由に行動し、明け方に就寝（この来日中いっさい寝てないメンバーもいましたが・・・）。最終日となる日曜日には、ボビー兄貴とマニの２人で１５時より限られた本数のプロモーションを予定していたものの、ボビー兄貴の体調不良で急遽マニとマーティンの二人で対応。その後はいよいよフジロック’０８の大トリという大役を果たすべくステージへ移動。日曜の深い時間で、更に直前まで降っていた激しい雨の影響で開演前は人がまばらで心配されるも、ライブが始まるや否や人がドッと集まり、すさまじい熱気に包まれバンドも気合のこもったパフォーマンスを披露。当初はこの後のクロージング・アクトであったエイジアン・ダブ・ファウンデーションにマニとアンドリューの飛び入りが予定されてたが、あまりの疲労にホテルに戻り少しだけ休憩し、翌日のプロモーションに向け東京へ移動開始。東京では更に色々とありますが、そのネタはまた来週！！あ、そういえばボビー兄貴は１０ヶ月以上酒を止めており、今回の滞在中は水とソフト・ドリンクしか飲まなかったのが非常に印象的だったので先に補足しておきます。