Primal Screamプライマル・スクリーム
News
フォーエヴァー・ヤングの特集ページに、業界の方から届いたプライマル・スクリームについてのコメントをアップ!
2025.10.10
フォーエヴァー・ヤングの特集ページで、音楽に携わる皆さんの思い出のフォーエヴァー・ヤング作品をご紹介!題して「わたしのフォーエヴァー・ヤング」。
今回は、FM NORTH WAVE ラジオディレクターの津田鉄平さんからプライマル・スクリームの『ソニック・フラワー・グルーヴ』についてコメントを頂きました!
プライマル・スクリーム『ソニック・フラワー・グルーヴ』
パンクが商業化されて消費されていた80年代、そのカウンターとして発生したネオアコのスピリットと60年代サイケデリアをまとって登場したプライマル・スクリーム。この後、様々な…というには幅広すぎるサウンドの変化を遂げていくこのバンドの原点、まさにプライマル(原初の)スクリーム(叫び)な87年リリースのファースト・アルバム。
…なんてことを認識するのは後の話で、僕がプライマル・スクリームに出会ったのは高校生の頃。リアルタイムに聴いた「ロックス」からでした。そこから後追いで『スクリーマデリカ』にハマり、その後、『バニシング・ポイント』や『エクスターミネーター』にもっとハマり、プライマル・スクリームといえば、カオスで尖ったサウンド!と思っていた2000年当時、そのタイミングではじめて、この『ソニック・フラワー・グルーヴ』を聴いたものでした。
当時の最初の感想は…「え?これがプライマル・スクリーム?」。
1曲目である「ジェントル・チューズデイ」のイントロからもう、12弦ギターによる陽だまり感たっぷりで初夏を思わせる甘酸っぱネオアコ/ギタポサウンド!ザ・バーズかよ!?(褒めてます)。僕のなかでのプライマル・スクリームはとにかく「カオスに尖ってる」バンドだったので、いきなりずっこけました(褒めてます)。サイケなスパイスがピリッと効いているのも◎。甘酸っぱくて爽やかで美メロでボビー・ギレスピーの若さほとばしるネオアコ/ギタポの名盤アルバムです。
後にコーネリアスが、この『ソニック・フラワー・グルーヴ』のジャケットをオマージュした写真をSNSにアップしているあたり、90年代初頭の日本の音楽シーンに影響を与えた作品のひとつと言えるかもしれません。
◆他作品のコメントはこちら
◆フォーエヴァー・ヤング特集ページはこちら

今回は、FM NORTH WAVE ラジオディレクターの津田鉄平さんからプライマル・スクリームの『ソニック・フラワー・グルーヴ』についてコメントを頂きました!
プライマル・スクリーム『ソニック・フラワー・グルーヴ』
パンクが商業化されて消費されていた80年代、そのカウンターとして発生したネオアコのスピリットと60年代サイケデリアをまとって登場したプライマル・スクリーム。この後、様々な…というには幅広すぎるサウンドの変化を遂げていくこのバンドの原点、まさにプライマル(原初の)スクリーム(叫び)な87年リリースのファースト・アルバム。
…なんてことを認識するのは後の話で、僕がプライマル・スクリームに出会ったのは高校生の頃。リアルタイムに聴いた「ロックス」からでした。そこから後追いで『スクリーマデリカ』にハマり、その後、『バニシング・ポイント』や『エクスターミネーター』にもっとハマり、プライマル・スクリームといえば、カオスで尖ったサウンド!と思っていた2000年当時、そのタイミングではじめて、この『ソニック・フラワー・グルーヴ』を聴いたものでした。
当時の最初の感想は…「え?これがプライマル・スクリーム?」。
1曲目である「ジェントル・チューズデイ」のイントロからもう、12弦ギターによる陽だまり感たっぷりで初夏を思わせる甘酸っぱネオアコ/ギタポサウンド!ザ・バーズかよ!?(褒めてます)。僕のなかでのプライマル・スクリームはとにかく「カオスに尖ってる」バンドだったので、いきなりずっこけました(褒めてます)。サイケなスパイスがピリッと効いているのも◎。甘酸っぱくて爽やかで美メロでボビー・ギレスピーの若さほとばしるネオアコ/ギタポの名盤アルバムです。
後にコーネリアスが、この『ソニック・フラワー・グルーヴ』のジャケットをオマージュした写真をSNSにアップしているあたり、90年代初頭の日本の音楽シーンに影響を与えた作品のひとつと言えるかもしれません。
津田鉄平
FM NORTH WAVE ラジオディレクター
FM NORTH WAVE ラジオディレクター

◆他作品のコメントはこちら
◆フォーエヴァー・ヤング特集ページはこちら





