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アルバム『戦慄の貴公子』のリリース40周年を記念し、プリンスが「ドゥ・ミー・ベイビー(デモ)」をサプライズ・リリース!

2021.10.15

1981年10月14日にリリースされたアルバム『戦慄の貴公子(Controversy)』の40周年を記念して、プリンス財団とワーナー・レコードは、プリンスが所有するペイズリー・パークの保管庫から、これまで聴かれたことがなかった1979年のソロ・デモ音源「ドゥ・ミー・ベイビー」をリリースした。 
 「ドゥ・ミー・ベイビー(デモ)」は、本日のストリーミングサービスでのサプライズ・リリースに加えて、オフィシャル・プリンス・ストア限定で、レプリカ・カセットと7インチ・レコードがリリースされる。  


 
「ドゥ・ミー・ベイビー」は1981年の『戦慄の貴公子(Controversy)』の代表曲として知られているが、プリンスが最初にこの曲を録音したのはその数年前、1978年に、プリンスと親友のアンドレ・シモンが参加したデモが録音されている。その1年後、プリンスは1979年4月にカリフォルニア州ノース・ハリウッドのアルファ・スタジオで行われたレコーディング・セッションで、この曲をソロ・レコーディングとして完全に再構築し、同じ時期にカリフォルニア州ハリウッドのハリウッド・サウンド・レコードでオーバーダブを加えた。
その2インチのマルチトラック・マスターテープからラフ・ミックスされたカセットテープは、本人の直筆ラベルが貼られた状態で、最近発見されるまで、プリンスの伝説的な保管庫でお蔵入りとなっていた。 
 
今回リリースされる「ドゥ・ミー・ベイビー(デモ)」は、グラミー賞にノミネートされたプリンスのエンジニア、クリス・ジェイムスがオリジナルのカセットに合わせて新たにミックスし、プリンスの長年のコラボレーターであり、グラミー賞を何度も受賞しているエンジニア、バーニー・グランドマンがマスタリングを担当した。
 
その後、プリンスは2年以上経ってから、1981年6月にサンセット・サウンドで「ドゥ・ミー・ベイビー」のソロ・レコーディングを行い、この曲を再演した。そのマスター音源は、1981年10月14日に『戦慄の貴公子(Controversy)』のA面に収録された壮大なラストソングとしてリリースされた。 
 
「ドゥ・ミー・ベイビー(デモ)」 
音楽配信サービスはこちら :https://lnk.to/DMBDemo 
 

 
アルバム『戦慄の貴公子(CONTROVERSEY)』
1981年10月14日発表の通算4作目となるアルバム。来るべき時代を啓示し、アメリカ、イギリスのミュージック・シーンを震撼させたサウンド美学が凝縮された作品。全米アルバム・チャート最高位21位を記録、プラチナ・アルバムを獲得している。「ドゥ・ミー・ベイビー」はこのアルバムからの3曲目のシングル・カットで、 当時大きなチャートアクションはなかったが、のちにメリッサ・モーガンによるカバー・ヴァージョンが全米R&Bチャート1位になるなどし、プリンス初期の名曲として人気の高い楽曲の一つである。

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