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プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション、激レア音源「ライヴ・アット・グラム・スラム」がDolby ATMOSで先行配信開始!

2023.10.13

アルバム制作の裏側を語るポッドキャスト新シリーズ「The Story Of Diamonds And Pearls」も10月12日より配信開始!


10月27日に全世界同時発売される、プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの1991年作品のエクパンド・リイシュー『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』から「ライヴ・アット・グラム・スラム」の先行配信が開始された。同時にイマーシブ・オーディオ(立体音響)のDolby ATMOSでの配信も開始となった。



「ライヴ・アット・グラム・スラム」はプリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションによる100分を超える未発表のライヴ音源であり、プリンスのナイトクラブ:グラム・スラムで1992年1月11日に録音されたものである。

急遽企画され録音された「ライヴ・アット・グラム・スラム」は、プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの絶頂期を体験できるファンにとってたまらないライヴ音源である。当初Diamonds And Pearlsツアーのリハーサルの予定で組まれ、1992年1月11日に行われたこの濃密なパフォーマンスからは、プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションが発表したばかりのアルバム『ダイアモンズ・アンド・パールズ』の収録曲を猛スピードで駆け抜けてパフォーマンスしている様子を窺うことができる。 

初めて尽くしの夜だった。プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションがDiamonds And Pearlsツアーの全曲を公に披露したのもこれが初めてで(ちなみにアメリカ国内で全曲を披露したのはこの日だけ)、さらに「サンダー」、「インセイシャブル」、「ウィリング・アンド・エイブル」を含む少なくとも5曲の新曲が初披露された。また、このグラム・スラムでのショーは、後にプリンスの妻となるダンサーのマイテと新しい5人編成のホーン・セクションのNPGホーンズの初お披露目ライヴでもあった。

時間に追われつつ(地元の条例で午前1時以降の公の場でのダンスは禁止されていた)、興奮した観客を目の前にしたプリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションは「ゲット・オフ(ハウスタイル)」のエンディングの熱狂的な盛り上がりの途中、ミネアポリス警察が会場に突入してきたため、コンサートの終演を強いられることになったのだった。


『ライヴ・アット・グラム・スラム』はこちらで配信中。
※Dolby ATMOSの配信は国内はApple MusicおよびAmazon Musicにてご利用できます。詳しい利用方法は各サービスをご確認ください。

https://warnermusicjapan.lnk.to/liveglamslamwe

 

公式ポッドキャストの新シリーズがスタート

今回新たに発掘された音源と映像に加え、『ダイアモンズ・アンド・パールズ』の創作と功績に関する公式ポッドキャストの新シリーズがスタート、10月12日に「Welcome 2 The New Power Generation」と題した初回エピソードが配信開始された。作家でありナレーターでもあるアンドレア・スウェンソンが制作兼司会を務めるこの番組では、当時のニュー・パワー・ジェネレーションのメンバー全員が思い出や見解を語り、アルバム制作までの過程や、作品がプリンスの功績に与えた影響について考察する。

公式ポッドキャスト『The Story Of Diamonds And Pearls』のトレーラーはこちらから

ポッドキャスト本編はこちら


 

『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』



今回発売される『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』には、リマスターされたアルバム本体に加え、47曲の未発表音源と2時間を超える高画質ライヴ映像、さらにプリンスお抱えの写真家ランディー・セント・ニコラスによる貴重な未公開写真やプリンスの手書きの歌詞などが収められた120ページのハードカバー・ブックレットが12インチ・ボックスに収納されている。ヒップホップ、ダンス、ゴスペル、ポップの高揚感を見事に融合させた『ダイアモンズ・アンド・パールズ』は、プリンスが過去に影響を受けたものを現代に繋ぎ、再びチャートのトップに返り咲いた転機となった作品である。

今回の「ライヴ・アット・グラム・スラム」のイマーシブ・オーディオ(立体音響)での先行配信は、プリンスのスタジオ・アルバムで初めて立体音響フォーマットで配信された『ダイアモンズ・アンド・パールズ』のDolby ATMOSに続くものである。グラミー賞ノミネート経験もあり、長年に亘り、プリンスのオーディオ・エンジニアを務めたクリス・ジェームスがアルバムのオリジナル・マルチトラック・マスター音源を使ってミックスした新しいDolby ATMOSは、ファンにとって今まで聴いたことのない『ダイアモンズ・アンド・パールズ』を聴く機会となる。

また、Dolby ATMOSでの先行配信に伴い、プリンスの伝説的な音源貯蔵庫に眠っていた2つの未発表曲「ゲット・ブルー」と 「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン) 」も先日配信開始された。この2曲は10月27日に発売されるプリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションの1991年の名盤『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』にも収録される。

「ゲット・ブルー」

「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン)」


「ゲット・ブルー」と 「リヴ・フォー・ラヴ(アーリー・ヴァージョン)」に先んじて、今回の再発盤のリリース発表を記念して「クリーム(テイク2)」、「アリス・スルー・ザ・ルッキング・グラス」、「インセイシャブル(アーリー・ミックス/フル・ヴァージョン)」が今年の8月に先行配信されている。「アリス・スルー・ザ・ルッキング・グラス」はニューヨーク・タイムズ紙に「これだけで官能的なストーリーが語れるグルーヴ」と絶賛された。一方、「インセイシャブル(アーリー・ミックス/フル・ヴァージョン)」は、プリンスの音源貯蔵庫に眠っていた8分02秒に及ぶこの曲の原型がわかる未発表デモであり、『ダイアモンズ・アンド・パールズ』に収められる前に削除された歌詞や楽器が収録されている。「クリーム(テイク2)」は、のちにビルボード・チャート1位に輝き大ヒットとなる曲でプリンスが違うアレンジをいろいろ試していたことを伺うことができる。
 

『ダイアモンズ・アンド・パールズ:スーパー・デラックス・エディション』

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